2016年5月30日月曜日

僕はセイウチ

beatlesの「I am the walrus」
って曲がとても気持ち悪い。
でも何故か、何回も聴いてる。

今朝、玄関のマットを持ち上げたら、
6匹くらい大きなウジムシがいた。

モゾモゾ動くウジムシを見て、
一発で目が覚めた。

うちにはもう冷蔵庫がない。
3日前、隣の大家さんからもらった
ドラムチキンが2本残っていた。
それをそのまま床に置いていた、
ことを思い出した。

ドドドドドドドッ

高鳴るビート。
視線の先には、
チキンが入った袋。

ズームすると、
なんてことだ、
袋にはおびただしい数の、
ウジムシが蠢いているではないか。

恐る恐るチキンに近づく。
あぁ神様・・・
お許しください。

チキンは、
それはそれは想像を絶する量の
ウジムシたちを纏っていた。
衣の上からさらに・・・。

全てを悟ったわたしは、
ウジムシを殺して
殺して殺しまくった。

そして
もう絶対に人のことを
「このウジムシが!」
とか思わないと誓った。

最後らへんは、
なんだか可愛らしくも
見えてきた。

不思議だ。

おわり

2016年5月28日土曜日

静かな天井

へんな時間に起きてしまった。

最近、天井を見ることが多い。

ふと考えた。
こんな時間をたっぷり使って
物思いにふけることができるなんて
なんて幸せなことなんだろう、と。

世の中には、
体を動かしたくても
かせない人がいる。
考えようと思っても、
考える時間がない人がいる。

いま自分自身は、
就職も就学もしていない。

会社や学校などのコミュニティに属していない状態が続くとなにが起きるか。
→自分のアイデンティティと
向き合う時間が増えた。

これは万人にいえることなんだけど、
大前提として、

「自分が選択して
そのようになっている現状」、
そう、いまはまさに、
「自分が望んだ未来」なのだ。

いま置かれてる状況は、
誰かによっても
たらされたものではなく、
その人自身がそう望んだから、
そうなってる。

さらに言うと、
その人一人一人の人生に、
必要だから、
与えられている使命なのだ。

そう「意識して」生きると、
周りから放たれている「サイン」に気付き、チャンスを掴むことができる。

これは絵空事ではなく、
そうなる。
なぜなら
「そう思ったからそうなる」のだ。

これは真理だ。

逆説的に言うと、
「そう思わなかったからそうならなかった」だけにすぎない。

人の想像力とはそれほどまでに
現実に影響する。

だからいまわたし自身に
贅沢に与えられた
時間と健康を、
想像力を駆使して
有意義に使いたい。

いくら大金を払っても
この環境を得られない人が
世の中にどれほどいるだろうか。

この状況に感謝し、
今日も生きよう。

決して焦らず、
情熱のおもむくままに。
感性が指し示す方へ。



今日も天井は、
相変わらず静かだ。






・・・蚊がうるさい。


2016年5月26日木曜日

漫画三昧でした

荷物はほとんど捨てたり、
実家に送ったりで、
部屋には
必要最低限のものしかない。

布団捨てれば
リュック一つに収まる。

これで毎日事足りてるから
日常生活は無駄なものが
本当に多いなぁと改めて
考えさせられたよ。

でも娯楽を提供してくれる
PCやコンポ、
DVDプレイヤーが、
ないのは辛いなぁ。

今の娯楽は
スマートフォンと、
ポータブルラジオ。

案外、一ヶ月くらい
これでやっていけてる。

たまに読む新聞で世論を知る。

あと、
今日は映画が観たかったんだけど、
DVDプレイヤーもPCもないから、
漫画を借りてきた。

あだちんがオススメしてた、
「テラフォーマーズ」を1〜3巻。

三池崇史が映像化した、
「神さまの言うとおり」を1〜2巻。

6巻まで読んでた、
「亜人」7巻。

最近、実写映画化された、
「アイアムアヒーロー」19〜20巻。

やっと半分くらいまで来た、
「ドラゴン桜」13巻。

いまとっても実写版を見てみたい、
「海街diary」1巻。

という10冊。

テラフォーマーズ、神さまの言うとおり、アイアムアヒーロー、亜人、で胸焼けするほど人が死ぬシーンが出てきたので、お口直しに「海街diary」を観て体調を整えた。

「テラフォーマーズ」
ゴキブリ強すぎて笑った。
人が簡単に、
ボンボン死んでいく。
2巻から人物描写が
濃くなっていくにつれて、
キャラクターに
感情移入していくんだけど、
やっぱりボンボン死んでいくから、
悲しい。
しかし、この絶望感こそが、
この漫画の魅力だ。

「神さまの言うとおり」
不気味だわ〜ダルマとかこけしとか。子どもの頃、なんだか怖いなぁ気持ち悪いなぁと思ってたものたちが襲ってくる、まさに悪夢。
「漂流教室」的な、登場人物たちに超絶サディスティックな作品、大好きなんですよ。自分が登場人物だったらとか考えたら絶対嫌だけど・・・。

「アイアムアヒーロー」(19巻/20巻)
あれ?19巻と20巻、2冊もレンタルでてる!?まさか完結したのか!!??
そんな馬鹿な!!打ち切りか!?
そんなはずはない!!
と1人で焦ったが、中を見てみると、
全然続く感じだったので、
只の杞憂だった。

「亜人」(7巻)
最凶の亜人「佐藤」の過去が明かされるシーンが興味深かった。まだまだ面白くなりそう。ビル内部で闘うシーンがアイアムアヒーローと少しかぶる(笑)たまたまね!笑。

「海街diary」(1巻:蝉時雨のやむ頃)
この空気感、心に爽やかな風が吹き抜けました。それまでの漫画で死体を100体以上観た後で読むと、一段と清々しい。鎌倉が舞台の漫画なんだけど、また無性に鎌倉に行きたくなった。やっぱあの場所の魅力は、漫画にしても映画にしても溢れ出てるよ。4姉妹の会話もほんと面白い〜。兄弟多いっていいなぁ〜って思うよ。家族っていいなって。続きまた読もうっと。映画はそのあとみようかな。

「ドラゴン桜」は、思い出したときに続き読んでる。定食屋のマガジン的ポジションやね。こういう漫画も重要。

もうちょいだけ沖縄にいる理由

suchmos「stay tune」
聴きながら・・・

久々の更新。
まだ沖縄にいるのです。

なんでかっちゅーと、
大家さんの手伝いです。

私が住まわせてもらってた
真栄原という街は、
07年ごろまで風俗街でした。

宜野湾市の浄化計画により、
風俗店が一掃されてからは、
空き家だらけの
ゴーストタウンでした。

その後、
徐々に住人も増え始め、
人の気配を感じます。

大家さんが管理していた
元店舗の損傷が激しいため、
ペンキを塗ったり、
ガラスを磨いたり、
壁をぶち抜いたり、
クーラーを外したりして、
居住空間を作り上げるという作業を
ここ2週間していたのであります。


しかし、今回1番勉強になったのは、
「家を貸す側の気持ちになれた」
ということです。

いままで4回引っ越ししましたが、
「部屋を借りる側」
しか体験してきませんでした。

「貸す側」は本当に大変。
飛び出ている釘はないか?
壊れている箇所はないか?
電気は全部つく?
水漏れ、雨漏りはしてない?
ガス漏れ探知機は?

気を配る箇所の多いこと。

家は様々な技術の集合体。
電気、水道、ガス、
塗装、左官、土木、などなど。

私は大したことはやってないけど、
この経験は確実に
今後の人生に生かせると思った。


トイレの目地に白セメントを塗ると


こんなに綺麗にみえる!


外観もペンキの塗り替えだけで
印象が明るくなった!

家を補修するという
貴重な経験をさせてくれた
大家さんに感謝です。

というのが、
私が沖縄にまだいる理由です。

様々な巡り合わせが
今この瞬間の自分を
この場所に置いてくれてると
日々感じるのであります。
人生そういうもんだと思うのです。