2014年3月30日日曜日

『増税需要』の巻

消費税が8%になります。

どこいっても混んでる。
駆け込み需要がすごい。

私も「なんか買いだめしといた方がお得かなぁ」ち思うんやけど
たくさんもの持つのいややなぁとも思うので、
結局何も買いだめしてません。

必要なときに必要な分だけ、
予備を少量もっておく。

引っ越しを何度もして学んだ教訓。

あ、でも洗剤とティッシュくらいは
買っとこうかかしら・・・w

2014年3月29日土曜日

『ヒューマンステージに焼鳥屋主催のLIVE観にいってきた』の巻

焼き鳥屋さんが主催する一風変わったLIVEイベント
「幻の宴」九串目にいってきた。
JAZZマンたちで結成された
「夕陽に赤いカバ」というバンドを観るため。


始まるまで一番前でコーラ飲みながら待機してたら、
司会っぽい人が頭にニワトリのかぶりものをかぶって出てきた。
そのあとまた別の人が出てきて、
焼き鳥サンバ(あやふや)みたいなダンスを踊った後、
「焼き鳥クイズ」が始まった。

「ヒューマンステージの前ある屋台『幻の焼鳥』は
去年の何月にオープンしたでしょうか?」という問題。

むむむ、わからん・・・

「去年の1月だと思う人、挙手!」
数人が手を上げる。

「はい、今手を上げてる人は、後ろに下がってください。」

なるほどそういうシステムか。

「去年の3月だと思う人、挙手!」

どうようにちらほら手があがるが、これもはずれ。

そのあと5月もはずれ。

そうこうしているうちに、
なにもしないままいつの間にか残り4人にまで絞られていた。
手を上げないことで勝ち進んだのだ。
なんというチキンレースだろうか。

結局正解である7月の問いかけのときもこの4人とも手をあげず、
正解が7月だったので、
最後まで残った4人は焼き鳥1本無料券を手に入れたのだ。

そのチケットを持ってLIVE後に焼き鳥をもらいにいった。
炭火で焼かれた焼き鳥はジューシーで、
ビールをくれ!と思いっきり叫びたくなるくらい美味かった。

赤いカバのライブはエネルギッシュで、
踊りたくなるリズムをノンストップでくりだしてくるから、
思わず身体が動き出す。

今回で最後の人もいるらしい。
卒業おめでとう!


そのあと兄貴と宜野湾に新オープンした、
つけ麺屋「三竹寿」にいってつけ麺をたべた。
美味かった。

そのあとジョージの家にいき、一夜を明かした。



2014年3月28日金曜日

『どっちのファンタジー』の巻

どちらを観るかギリギリまで迷った。
ひとつは、公開直後記録的な動員数で話題となった、世界のディズニーが贈るファンタジー『アナと雪の女王』
もうひとつは、公開後反響が不明の『魔女の宅急便』
おきなわ倶楽部さんからいただいた今月末までの無料鑑賞券を握りしめて、悩みに悩んだあげく、『魔女の宅急便』を観ました。
感想は後日アップします。

2014年3月27日木曜日

『闇夜の国から』の巻

昨日は最高にバッドトリップな夢を観た。

そのせいで今朝はかなり引きずった。
でも、気分を一新して、持ち直せるパワーを今年の私は持っている!

再確認したことは、クスリやんなくてもバッドトリップできる体質だということだ。
それを踏まえて対処すれば大丈夫だ。

原因の追求、そして対策、常日頃からの身辺整理。
大切なことは日常の中にある。

2014年3月26日水曜日

『ロックンロール病棟』の巻

昼食は時間なかったけど
マッハで肉野菜そばをつくった。


午後から、
ジャックザニコルソンズのVo.
金城小町さんのお見舞いに行ってきた。


餅を煮込むジョージ。
ジョージと車で向かうは
八重瀬町にある南部徳洲会病院。


真新しい病院に仰天。
白を基調とした清潔感漂う内装に
吹き抜けのロビー。
漫画ブラックジャックに出てくる未来の病院を思い出した。


エレベーターで6Fに向かい、
ナースステーションで部屋番号を聞く。
小町さんは4人部屋の壁際にいた。


小町さんは顔色もよく、
元気そうだった。
両足が動かせないだけで
それ以外はいたって健康なため、
暇そうで逆に辛そうだった。


車いすの操作は
噂に聞いていた通り上手かった。
キンコマさんの復帰を祈って
握手を交わして帰った。

来月まで入院は続くので
みなさんぜひ南部徳洲会病院へ!
元気そうな小町さんの姿はこちら〜↓


2014年3月25日火曜日

『くるーうぇらって読むのか』の巻

ここ数日リサイクルショップさながら
家電などを運送するハン松。
これまでの収穫は、
冷蔵庫、電子レンジ、ミキサー、掃除機、洗濯機、
ガスコンロ、オーブントースター、メタルラック、衣装ケース、
炊飯器、などなど。
春は本当にありがたい季節。

今日もバナナ片手に洗濯機を受け取りに
Let's Go!!


それにしてもアツい。
こんな日は海でひと泳ぎして、
BBQでもしたい気分だ!


電柱横の小さな花が可愛い。
名もなき花の繊細な美しさに癒された。


幸鳥さんからもらった非球面ブラウン管。
チューナーも貰ったので早速めざましTVを観た。
1年ぶりのめざましTVはいつも通りで安心した。


そしてついに手に入った洗濯機!
バイト先の内地に行く後輩から譲り受けた代物!
早速回してみると、正常に動作した。
素晴らしい!
ありがとう!
ばんざーい!!


FMから流れてきて、
一発で好きになったKrewellaの曲で締めます。

Krewella - Live for the Night (Explicit)


2014年3月24日月曜日

『ダウンタウンブルース』の巻

アブリルラヴィーンとパーティデートする夢をみたから
目覚めがいい。
おはようございます。

3日連続で送別会などの飲み会だったのだが、
そのいずれのコミュニティーで皆に
「ちゃんとご飯たべてる?」
と聞かれた。

確かに体重は少し減ったけど、
ちゃんとご飯は食べちょんよ!

私が住んでる宜野湾市で
今年も沖縄国際映画祭が開催されてる。
自分の住んでいる場所から10分で行けるのに
毎年も行けていない。

コンベンションセンターでは
芸能人がたくさん訪れお祭り騒ぎだというのに
ここ真栄原はいつもと何一つ変わらない。
なんだこの隔絶された空間は。

宴にいっさい迎合せず、
日常が繰り返される街は
私を冷静にさせ、
原因の追求をさせてくれる。

映画祭に足が進まない理由は
自分が客として行きたくないという意地だ。

映画が撮りたい。
映画を撮る。
死にたいやつがバカバカしくて死ぬことを忘れるくらいの
ポップコーンムービーを。
今年は撮る。

でもやっぱ、
映画祭行きたかったなぁ〜。


内地から来た先輩に
あぐーしゃぶしゃぶを腹一杯ごちそうになった。
久しぶりに生肉を食べた。
ごちそうさまでした。


2014年3月23日日曜日

『スターフォーリングデイ』の巻

別れの季節の反面、再会もあるのが3月。
ドイツからユタが琉大に帰ってきた。
琉大映研に入部して
卒業とともにドイツに帰国していたが、
猛勉強して再び大学院生として帰還したのだ。

ユタの帰沖を祝福すべく、
在沖する当時の琉大映研の面々が顔を揃えた。

個人的な感想は
3年前の出来事が昨日のように感じるので、
なんだか全然なつかしくなくて、
いるべき場所に帰ってきたような
ちょうどいい温度の湯船に使っているような感覚だった。

就職している人や
今年卒業して新入社員の人、
アルバイトの人、
それぞれが普段生活する環境は変わったものの、
我々の間に流れる空気は変わらないものだ。

帰りに幸鳥さんがうちにTVとチューナーを運んでくれた。
ありがとう!
うちに、TVが来た!
ちゃんと映る。
これで世の中で何が起きているかが少しはわかるだろう。

いろいろ嬉しい一日でした。


2014年3月21日金曜日

『Like a junkie』の巻

琉大のみんな、卒業おめでとう!
今年も後輩が無事卒業していきます。

卒業式も終わり、
内地へ出発する後輩も結構いる。

別れを噛み締め、
お互いの成長を願い、
送り出そう。
それが今の私にできることだ。

私はこの卒業式の日に、
過酷な『卒業の試練』に立たされた。
極私的なことなのでここでは書かないが、
その試練は私の心を今年一番揺さぶり、
しばらく押さえ込んでいた麻薬的欲求を蘇らせた。

その結果私は悶え苦しみ、
このままではいけないと、
親友のところへ行き、
自分を保とうとした。

この試練を昇華し、
成長の糧にするんだと自分に言い聞かせ、
浴びるほど酒を飲んだ。

朝起きると、
生まれ変わった私がいた。
『Reborn...Matsuno』

ギシギシと軋む部分に
油をさしただけ?
いや、もっと大きく何かが変わった。
自分の人格を構成し、
人生を左右するほどの影響力のある細胞たちが
生まれ変わったかのような感覚。

試練を与えてくれたことに感謝できたなら、
世の中の全ては好転的に働いていく。


2014年3月20日木曜日

『我が愛しの米製三脚』の巻

前から欲しかったゴリラポッドを
ついに購入した!
球体が連なった足は自在に稼動するので、
平行が撮りづらい場所や
三脚が置けない空間などで
その本領を発揮する!

雲台は家にあったものがピッタリ合った。
JOBYというアメリカのメーカーから販売されているゴリラポッド。
1,000円代の家庭用から、
10,000円代のプロ仕様まで、
幅広いニーズに合わせて展開されている。

私が今回購入したのは、
自由雲台を付けられるSLR-ZOOMという3,000円ほどの中堅機。
しかしあなどるなかれ、最大1kgまで耐えられるという足は、
がっしりと安定感がある。
なんとなく攻殻機動隊のタチコマを思い出した。


さっそくいろんなところに付けてみた。
カメラは私愛用の SONY handycam HDR CX-270v
まずはバイクに。


かっこいい・・・。
自由雲台なので平行も楽チンだ!
次は窓の格子にしがみつく。
これも抜群の安定感。


最後は道路標識にしがみつく!
これはかなり多様性があり、今からワクワクしてる。
なにより、
しがみつく姿がなんともいえない愛らしさがある。
こういう新しい機材は、
使っているときを想像しながら眺めるのが楽しい。
こんな可愛い三脚に出会えてよかった。


実際に使用してみるので、
その感想は乞うご期待!

2014年3月19日水曜日

『発想の転換、日常の感動』の巻

後輩の引っ越しを手伝っていたら壁にすごいものを発見した。
一見ただのハンガー掛けにみえるがよくみると、
アイロン台のあしを再利用したものなのだ。
「これすごいね!!」と興奮して後輩に話すと、
「あ、ほんとだ!」と今気付いたらしい。
どうやら中国人留学生からのいただきものらしく、
今の今まで、ハンガー掛けとして普通に使っていたらしい。
この発想とセンスに脱帽した。
名も知らぬ中国人留学生、感動をありがとう!


2014年3月18日火曜日

『いつだって心は自由さ』の巻

空が青いと
それだけで
気分が晴れる

ここがどこであろうと
考え方次第で

いつだって心は自由さ


やがて訪れる夏に
想いを馳せて
あと少し
寒さに耐えよう


赤い鍋を買ったから
帰ってカレーをつくろう


とびきり辛い
身体がぽかぽかになる
美味しいカレーを
つくろう


食べる為に
命を殺め
切り刻み
味付けする


この過程を
自分の手で体感してこそ
普段あたりまえのように
簡単に済ましてる
「食のありがたさ」を実感できる


なにが起きても
どんなところにいても

いつだって心は自由さ

2014年3月17日月曜日

『東京03』の巻

東京03の面白さを知ったのは約1年前。
現代社会の人間模様を風刺したコントは、
「いるいるこんな人!」を上手くデフォルメして笑いに昇華している。

理不尽に巻き込まれキレながらも的確に芯を付くツッコミを繰り出す飯塚、
状況を悪化させ泥沼に陥れることの多いナチュラルキラー豊本、
問題を引き起こす核爆弾、無神経キャラ角田、
の3人による8〜10分ほどのコントが主流。

会社ネタ、飲み会ネタなど身近な話題を題材にすることが多いが、
設定は変幻自在で、豊本が女装することでその幅はさらに広がる。

ここでは私が厳選する3本を紹介したい。

まずは一番好きなネタ。

【お見舞い】


角田の音楽的才能が存分に生かされ、
うざいミュージシャンキャラがピッタリハマっている。
東京03が好きになるきっかけとなった思い出深い作品。

【引っ越しの新人】

「仕事ができない年上の新人」である角田が
空気読めない行動で先輩を怒らせる。
見かねた客が新人をかばうが、
優しい客につけ込み行動はエスカレートする。
我慢の限界に達し、客も最終的にブチギレる。
「こういう人いるよなぁ・・・」と共感ポイントは多々ある。

【万引きの謝罪】

こんなに軽薄な「よし」を初めて聞いた。
反省するフリをして、帰り際にメシの話をするところが最高!

是非みてみてね!


2014年3月16日日曜日

『サムライグッチ』の巻

テレビがないと本当に時事ネタに疎い。
今世の中で何が起きているのか、
どんな事件がマスメディアにピックアップされているのかがわからない。
大ブームだった佐村河内守の件も最近やっと知った。

飲み会でなんとなく会話で出てきた。

「おまえ就職どうするの?」
「そうっすねー、第二の佐村河内守になりたいでーす!w」
「え、ああ、なにそれ!w」

この後輩のボケに私は混乱した。
サムライグッチ?
なにそれ?
グッチの新しい日本版のブランド名?

「そのサムライなんとかって、会社名?」

と聞いたら、
「え、知らないんですか?」
と後輩に驚かれた。
そして事件の顛末を丁寧に説明してくれた。

そんなコントみたいな記者会見があったのかー
みたかったなー

さすがにニュースくらいは観たいなと思った。
洗濯機の次はTVだ!

2014年3月15日土曜日

『ヘプバーンはフルCG』の巻

バイト先の後輩かりむらさんの就職が決まった。
本当にめでたい。
昨日かりむらさんちで飲み会した。
すーぱーそに子のアニメをちらっとみせてもらったので、
家に帰って第一話からじっくり観てみた。
そに子めっちゃいい子や〜。
しかも毎話エンディング曲が違うのが新鮮。
本当に最近のアニメは作画綺麗だなー。

第1話のエンディングはポリゴンっていうか
3D映像で作られていたけど、
最近の立体映像は本当にクオリティ高い。
兄貴の家で子どもたちが観ているプリキュアの
エンディングを観たときも同様に感じた。
近い将来、
バーチャル女優が世の中で普通に活躍する日も
かなり現実味を帯びてきた。
今日でもハリウッドの俳優たちは、
技術の発達でCGと生身の人間と見分けが着かなくなってしまうと、
自分たちが不要になって仕事がなくなってしまうことを危惧して、
「これ以上人間に近づけるな」と言っている。

最後にこの映像を観ていただきたい。
Galaxyというチョコレートの海外CMに出演しているのは
永遠の美女、オードリーヘプバーン。
若き日のオードリーヘプバーンがイタリアの街を舞台に
男性と爽やかに出会うシーンなのだが、
ここに映る彼女は合成ではめ込んでるのではなく、
なんとフルCGらしいのだ。
(詳しくはこちらのリンクに載ってます。)
http://gigazine.net/news/20130301-audrey-hepburn-vfx/


これを観たとき、「あぁもうこんなとこまで来てるんだ」と
SF映画で漠然と観ていた未来が
グッと顔の近くに寄って来た感覚に襲われた。
色々な思惑で今はCGに規制がかかっているとしても
世の中の大きな流れによって、
近い未来、フルCG俳優が当たり前になるだろう。

「この俳優、歳とらとらないねぇ」
「あたりまえでしょ、だってこの人フルCGなんだから。」
「あーそうか、そうだったな。お父さんが若い頃はなぁ・・・」

こんな会話が普通に行われる日常がすぐ来るかもしれない。

時代を越え、次元を越え、
普遍的な美しさを持つオードリーヘプバーンは「非現実的」であり、
存命時、もし本人を生で観たらCGみたいに完璧な容姿だったんだろうなぁと
逆説的に妄想した。
お美しい・・・


2014年3月14日金曜日

『日本映画界の救世主、変態仮面!』の巻

まぎれもなく今年のぶっちぎりの暫定一位であり、
私が求めているものが詰まった映画。
『HK/変態仮面』


原作は少年ジャンプで連載されたあんど慶周氏の「究極!!変態仮面」。
ストーリー冒頭の片瀬那奈扮するSM嬢のツカミで心を引きつける。
説明的になりがちな序盤も、
笑いを上手く挟みながら流れるように進むので観ていて気持ちいい。
中盤からは、
ありえないだろうという展開や表現をも超越した
「圧倒的な馬鹿馬鹿しさ」が物語を飲み込みそのまま一気にエンディングへ。
こんなにも真面目にアホなことをやれるメジャー映画が
この現代日本に生まれ落ちたことを奇跡に思う。

というのも、この手のコメディタッチのマンガ原作の題材は、
実写映画化されたとしてもものすごく低予算で製作され、
短館上映で終わる、もしくは
DVDストレート(劇場公開されずDVDのみでの公開)で流通してしまうものが多い。

しかし、この『変態仮面』の映像は、
お金がかかっているので見応えがある。
いま旬な監督がメガホンを取り、
有名な役者が多数出演している。

ハリウッドなら一年に何本も
「お金のかかったオバカな映画」は山ほど作られているが、
倫理とか秩序とか教育とか色々規制が厳しい日本の、
現代の映画不況時代に、
お金をかけてた変態のヒーロー映画の
企画が通り
撮影できたことに感心した。

キャストが、特に主要キャストが、
素晴らしくハマっていた。
小栗旬が「変態仮面は鈴木亮平以外考えられない」と語っていた所以も
作品を観てうなずいた。


主演の鈴木亮平は、
原作の変態仮面のたくましい身体に近づけるため、
体重を15kg増量し、肉体改造を行った。
その筋肉造形の美しさとコスチュームとのGAPが
忠実に具現化されているので、
ポーズを決めるだけでとても説得力のある画になる。



ヒロインには清水富美加。
『仮面ライダーフォーゼ』の城島ユウキ役で人気を博した女優が、
同じ仮面は仮面でもかなりジャンルが違う路線のヒロインに挑戦。
「変態仮面のヒロイン」という誰もやったことのない役だが、
そんなの関係ないって感じで、持ち前の天真爛漫さを全面に打ち出していた。
ぶれない「清楚な正統派ヒロインキャラ」が物語において嫌味なく調和している。


『水曜どうでしょう』や『SPEC』で御馴染みの役者、
安田顕がニセ変態仮面を演じているのだが、
このキャスティングも見事だった。
変態仮面になりすまし道行く女子のスカートをめくり
悪評を振り撒くシーンは
本当に楽しそうに演じている。
和製ジャックニコルソンとでも言わしめる表情をする。
パンツをかぶりエクスタシーを感じている安田顕は
冗談じゃないくらい変態だ。
変態仮面をギリギリまで追いつめる
最強の変態を演じるのは彼しかいないだろう。


敵のボス、大金玉男(おおがねたまお)役にはムロツヨシ。
好き嫌いのはっきりする個性的な演技をする彼だが、
物語が進むにつれて彼の独特な雰囲気がどんどん好きになっていった。


一番の見所はと聞かれれば、
このニセ変態仮面と対峙するシーン。
街での死闘(このシーンもめちゃくちゃ面白い)で
ニセ変態仮面は変態仮面を拮抗縛りにして追いつめる。
だが、せっかくのチャンスにニセ変態仮面は、
なんと自分を拮抗縛りにして、
自ら「放置プレイ」を始める。
チャンスを前に何も出来ない自分という状況に
エクスタシーをビンビンに感じたニセ変態仮面は
どこかへ走り去る。

彼が向かった先は、煌煌とヘリポートマークが光るビルの屋上。
(ハリウッド映画でヒーローが悪党を追いつめるときとか、
よく出てくるような場所)
変態仮面が追いついたときには、
屋上の真ん中に縛られたまま横たわるニセ変態仮面はこう言い放つ。

「なにしにきた!放置は一人でいるとさらにエクスタシーなのに!」

ここから戦闘シーンが少しあり、
再び変態仮面を追いつめるニセ変態仮面。
ここから壮大なBGMとともに、
ニセ変態仮面による「変態についての説法」が始まる。
パンツをかぶり縛られながら語る迫真の演説が、
まぎれもなく映画史に残る名シーンだといえる。

ここでは語り尽くせないしょうもなさと感動がある。
この映画には名言が数多く登場するが、
その中からひとつ抜粋して最後に叫ぼう!


「おぼえておけ。21世紀の現代、『変態』こそ『正義』であることを!」



2014年3月13日木曜日

『GEO先生の時間授業』の巻

ついに、ついに、
洗濯機が手に入りそうなんです。
バイト先のコが内地に就職するのでくれるっち言ってくれた。
長かったコインランドリー生活にもこれで終止符の予感。

近所のGEOさんが最近さらにレンタル価格が安くなった。
レンタルDVD旧作が70円!
ついにキャンペーンでもないのに、
通常価格が100円を切る破格に!
しかしみなさんここで気をつけなければいけない事実があります。
それは「延滞料金は変わらない」ということ。
DVDなら1日当たり260円の延滞料。
(地域によって違います)
これがかなり高額であり、罠。
70円だからといって無計画に何本も借りて、
もしも1日でも延滞するようなことがあれば、
かなりの金額になりかねないリスクがあることを
しっかり考えなければならない。
おとといも、
2本のDVDを一日延滞で返却したときの延滞料金が
520円である。
なんてこったい腹一杯飯が食える金額ではないか。

ただGEOさんの延滞料金の設定は時間の大切さを
私に明示してくれているのかもしれない。
『期限を守れ、時間は常に有限。TIME IS MONEYなんだぞ』
ってな具合に。

だから逆にこんだけ延滞料金が高額だと、
しっかり計画性をもってDVDと向きあえるから
いいことだと感じよう。
だってレンタルDVDコピーして
「いつか観れる状態」にしてても
観ないで溜まっていくだけでしょ?
期限を決めてリスクをしょって物事に向き合わないと
人間だらけてしまいます。
よし、今回の520円は考えるいい機会だったと思おう!
授業料にしては安いさ!

タイムイズマネー!
今日も前進!

2014年3月12日水曜日

『ふじくんとオーガニックハードコア』の巻

ふじくんからの「あそぼう」というメッセージに胸が踊った。

8:00起床。
ペイデイなので給料を取りにバイト先へ。
財布が潤った後、ふじくんが滞在する銀河アパートへ。

即興で考えたプランは、
真栄原ブラブラ散歩。
スーパーオーガニックパン屋「宗像堂」で、
自然を感じながらパンを食べよう!計画を思いついた。

早速、宗像堂を目指して徒歩で出発!
我如古の坂を下る。
途中、うちの近所にある古本屋に立ち寄った。
ふじくんのファッションが大正時代風だったので、
古本に囲まれる姿がとても似合っていた。



嘉数高台の脇道を進む。
東京にずっと住んでる話とか、
バンドの話とか、植木等の話とかたくさんした。
クレイジー映画近いうちに観てみる!

着きました「宗像堂」
自分も行くのは初めて。

「その店のオーガニックなスタイルは、
パン、店構え、その全てからこだわりを感じる。
それはもはや、
オーガニックを極めた、いわば、
『オーガニックハードコア』だ。」

と神話的描写で兼兼噂は聞いていた。

細い道を1キロほど進んだところに
緑溢れる開けた場所がある。
白い小さな家に手書きの看板が掲げられている
「宗像堂」

さっそく中に入る。
こだわり抜かれたパンたちが
私たちをお出迎え。
店内は荻上直子映画にそのまま出てきそうな
ロハスな雰囲気が漂う。


「なんか身構えちゃうね・・・」
というふじくんの言葉は的確で、
気軽に手が伸ばせる雰囲気ではない。
パンの横に書かれたこだわりポイントを
ひとつひとつ読みながら選ぶ。
値段的にも2つが限界なので、
感覚としては宝石を選ぶような感じ。

オーガニックな緊張感の中、
無事パンを購入した我々はテラスで遅めの朝食。



パンは本当にうまかった。
小麦本来のもちもちとした食感。
噛めば噛むほど口の中に広がる酵母の香り。
これが、オーガニックハードコアたる所以・・・!
全身でロハってるふじくん。


食べ終えるころにジョージが合流。
テラスの奥にブランコを発見。
ガジュマルの枝にくくりつれられた
ハイジみたいなブランコにはしゃぐ3人。
天気もよくて、木漏れ日が差し込む緑のカーテン、
ジブリの世界や。


このふじくんめっちゃかわいい。


そのあとサークル棟いってセッションした。
岡村靖幸や小沢健二の曲を3人でカバーした。
クライマックス(すげー)楽しかった。


ふじくんまた沖縄きてね!
サンキュー、ふじくん、フジロッ久!




2014年3月10日月曜日

『スーハー スーパーグッド』の巻

先週末は怒濤の如く駆抜けていったー!
金曜日、セバスチャンXのちゃんまなとありりによるユニット『音沙汰』
のツアーファイナルに行ってきましたG-shelter!

対バンは、
ジャックザニコルソンズと、東京からフジロッ久(仮)のふじわらくん!!
しょっぱなはジャックザニコルソンズ!


今回はMCの話から曲につなげるという高等テクニックを披露した金城小町さん。
豪快に酒を食らいながら踊る!歌う!
『船出の唄』を聞けて最高にテンション上がった。


続きまして、フジロッ久(仮)のふじわらくん。


『シュプレヒコール』『あそぼう』など去年バンドで聞いた曲を
ふじわらくんひとりでパワフルに演奏していた。
持っているギターだけでは物足りない、と
いつもだったらこうする!と
後ろにバンドがいるかのような熱量で
歌い、叫び、踊り、ギターをかき鳴らす。
『はたらくおっさん』もりあがったー。


最後は音沙汰!


白い衣装の、
ちゃんまなの元気いっぱいな姿を拝めた。
ありりも安定してありりだったので安心した。
ツアーファイナルで気合いいっぱいの2人は、
『風の谷のナウシカ』『喝采』『スーダラ節』などのカバー曲や、
YOUTUBEにもUPされているオリジナルソング
『SUPER GOOD』を披露。
アンコールでは高田渡の『銭がなけりゃ』を連弾。
渋い歌詞とは裏腹に、無邪気な歌声で楽しそうに歌うちゃんまな。


JAZZ研の留送会だったので、
ライブ終わってソッコーでモルソにいった。


みんな卒業おめでとう!
想いを込めて、すげー短時間でMIXした曲を
卒業生に披露出来たので満足だった。
スーパーグッドな夜だったー。

2014年3月7日金曜日

『日本のHIPHOP』の巻

昨日は日本のHIPHOPの動画をずーっと漁っていた。
洋物しかほとんど聞いたことがなかったので、
日本のHIPHOPも知る必要があるとおもった。

高校生のころ、SOLD OUTにハマって、
KICK THE CAN CREWやキングギドラは少し聞いていたぐらい。
それ以前のHIPHOPも聞いとこう。

まずDABOを聞いた。
緻密で詰め込まれたリリックが好き。
早口なのに声が通るから、歌詞が聞き取りやすい。
オシャレなのに遊び心のあるリリック。
このキャラは愛されるなぁ。
好きになりました。


あとリンク泳いでたら、この曲に行き着いた。
『ココ東京feat.S-WORD,BIG-O,DABO』



「こことうきょぉぉぉぉ!!」って叫んでるのが、
なんかかっこいい!
この率直に思いをぶつけてる感じ、たまらなく好き。
今度東京に行ったときは空港で叫ぼうっと!

雷やクチロロも聞いた。
あと練マザファッカーも聞いた。

日本にHIPHOP文化が入ってくるきっかけとなったのは、
映画『フラッシュダンス』の影響があるらしい。

劇中のワンシーンでブレイクダンスを踊るシーンが出てきて、
それを観た日本の若者が「なにあれかっこいい!」ってなったらしい。

今なお語り継がれる名作『フラッシュダンス』。
久しぶりに観たいなぁ。

2014年3月6日木曜日

『こどもの国に26歳の子どもがワクワク初来園!後編』の巻

動物園は坂の上から始まっている。
序盤は鳥やコウモリ。
コウモリが無数に天井にぶら下がっている光景は、
例え昼間であっても不気味だ。

次にマンドリルやテナガザル。
マンドリルのカラフルなお尻をみて、
知らない男の子が
「虹色パンツだ!虹色パンツ!」
と叫んでいた。
すげぇ的確な表現だなぁとまたまた関心した。

坂を下る。

おお!
カバだ!本物だ!
親子のカバがなんとも退屈そうに水に浸かっている。
カバは物語の中では温厚なキャラ設定が多いが、
実は意外と獰猛な部分もあり、シマウマを襲ったりする。
分厚い皮膚、大きな口と牙、丸太のような足。
3歳の姪はカバをみて「怖い」とおびえていた。
直感で潜在的な強さを感じたのだろうか。


カバを抜け、アリクイのフォルムにかっこよさを感じながら、
進むと少し開けたところにいたのがこれ。


沖縄の黒豚、アグーだ!!かわいい!!
いやでも、なんだこの空間を持て余してる感は・・・。
遠くで数匹もそもそ動いている。
おそらくもともとここは大きな動物を飼育していたんだろうなぁ。

いのししがいた。
「もののけ姫」のおっことぬしを思い出した。
こんな大きい固まりと森で遭遇したら、
さぞ怖いだろうなぁと思った。


出ましたキリン!
いやー安定感がありますな。
姪っ子にもその分かりやすいフォルムが好評。


ライオンはメスしかいなかった。
オスライオンは今年の始めに急病で夭逝してしまったらしい。
檻の前に献花されていた。

檻に入れられたライオンをみると思い出すのが、
チャップリンの「サーカス」。
ライオンが寝ている檻に誤って入ってしまい出られなくなる名シーンがある。
あのシーンはめちゃ笑った。

実際間近でみると、ライオンめちゃくちゃ強そう。
この顎で噛まれたら首なんて簡単にもげてしまうだろうなぁ。

そして一番最後に現れたのが、ゾウ!
子どもたちも待ってましたと言わんばかりに
「ゾウさんだぁ!」と叫ぶ。

のっしのっしと雄大に歩く。
白い立派な牙が美しい。
写真には写さなかったが、
糞のでかさも凄まじかった。


そのあと
「ゾウの餌やりコーナー」で姪が餌をあげる。
長い葉っぱなどを離れてたところからあげるのかなと思っていたら
とんでもない。
15センチほどにカットされた木の枝をかなりの至近距離で渡す。
にゅぅーと伸びる鼻が手元に来るのは、
大人の私でもドキドキするんだから
子どもならなおさらスリリングだっただろう。
でもゾウは温厚な動物で頭もいいからこんなに近づけるんだろうなぁ。


大人になってから来る動物園は子どものときと少し違う。
子どものときは、初めてみる変わった形の生き物に新鮮味を感じた。
「大きい!」とか「鼻がながい!」とか「首が長い!」とかいう単純な驚き。
これが今大人になって改めて動物たちをみると
「いやほんとなんでこんなに鼻長いんやろう。不思議な形しちょんなぁ、進化っちすごいなぁ。自然っちすごいなぁ。人間っち本当ちっぽけやなぁ。」
と思う。
ものごとをたくさん知った分、様々な思いが脳内に生まれる。
この動物はこういう進化の過程で、このような姿になったとか、
知識が巡るんだけど、
でも、
最終的に行き着くのは単純な驚き、そして感動。
子どもたちと一緒の感覚だったと気付いた。

驚き、感動、そこに理屈なんていらない。
それを子どもたちから、
そして動物たちから学んだ。