2014年1月31日金曜日

1月最後のブログの巻

1月最後のブログ更新!

今日はパートのおばちゃんから中味汁をいただきました。

これが本当にめちゃ美味くて連勤後の身体にやさしく染み渡りました・・・。
1月は色々パタパタしたものの、準備をコツコツした月だったので、2月もこの調子で一歩づつ、一日一日を大切にしながら、がんばりたい!

間に合ったー!

2014年1月30日木曜日

『我が愛しきスーパーカブ』の巻

私の愛車、
スーパーカブに乗り始めて6年になる。

このスーパーカブは、
HONDAが開発した世界最高水準の強度を誇る原付。
エンジンオイルの代わりに
サラダ油入れても走るらしいし、
アパートの上から落としても
壊れないエンジンらしい。

大学休学中に実家に帰って
アルバイトで貯めた金で中古で買った。
大分から鹿児島まで走って、
フェリーに乗っけて持ってきた。

そんな彼も沖縄の潮風に晒されるうちに
外装がサビだらけになった。

一度事故ってミラー吹っ飛んで、
ライトカバー割れて、
前輪が歪んでるが、
特に問題なく走ってる。

後ろにはバイト先の店長からもらった
黒いカゴを結束バンドで取り付けている。

その黒いカゴの結束バンドが数本劣化して切れて、
カゴがぐらついていたので、
結束バンドを再度しっかりと取り付けた。

「これでよし」と一安心して、
翌朝、バイトのためにバイクに股がる。

200mほど走って、
昼食用の「冷凍ご飯」を忘れていることに気付き、
家に引き返した。

家の前にバイクを止め直した、
次の瞬間!、

昨日しっかり直したはずの黒いカゴが
中に入っている鞄とともに地面に「ガシャン」と落ちた。

「え!?」

なんで!?
昨日直したはずなのに・・・。
あたりをよく見渡すと、切られた結束バンドが落ちていた。

やっと誰かにいたずらされたと気付いた。

もし「冷凍ご飯」を取りに帰っていなかったら、
カゴと鞄は、気付くことなく道路に落ちて、後続車に当たっていただろう。

セーフ!

しばらくポカーンとしたあと
ふと思った。

これいたずらしたやつ、
「どんだけ暇なんや!!」

しかもタイヤパンクさせるとかじゃなく、カゴの結束バンド切るって・・・。
「何その地味ないたずら!!」

ひとりでツッこんで満足したので
黒いカゴは玄関に置いて
バイトにいった。

朝日が気持ちいい。
あーよかった、たまたま忘れ物して。

ラッキー!

2014年1月29日水曜日

『終わりなき時間との鬼ごっこ』の巻

「人間はみな平等だ」
という言葉を聞いて、前までは、
「金持ちも貧乏もいるし、身体が不自由な人もいるし、
生まれた国が独裁政治だったり、親がクソやろうだったり、全然平等じゃないやん」
と思っちょったけど、最近はこの言葉に括弧を付けることで自分なりに納得している。
「人間は(与えられた時間は)みな平等だ」
ということだ。
この世に生を受けて、死ぬまでの皆に与えられた「1秒」は平等に「1秒」なのだ。
最近それをつくづく感じる。
この年になって時間が進むスピードが急速に早くなった気がする。
「時」に「流れる早さ」を糾弾しようとしたら、
「あ、やべ気付かれちまったか!」と逃げ出して私を突き放し、
「時」はさらにその早さを増していくような感覚だ。

記憶の片隅の言葉。
8年前スペシャルドラマで
亀梨和也主演でやってたドラマの台詞を思い出した。
稀少難病に侵された20代の青年の
実話。
この言葉だけは強烈に覚えている。


『1年の価値を知るには、落第した大学生に話を聞くといいでしょう。

1ヶ月の価値を知るには未熟児を生んだ母親に話を聞くといいでしょう。

1週間の価値を知るには、週刊新聞の編集者に話を聞くといいでしょう。

1時間の価値を知るには、待ち合わせをしている恋人たちに話を聞くといいでしょう。

1分の価値を知るには、電車に乗り遅れた人の話を聞くといいでしょう。

1秒の価値を知るには、たった今、事故を避けれた人の話を聞くといいでしょう。

10分の1秒の価値を知るには、オリンピックで惜しくも銀メダルに終わった人の話を聞くといいでしょう。

時計の針は、走り続けています。

だからその一瞬一瞬を大切にしましょう。』

(ウィキペディアから引用)

自分を見失ったり、悩みに押しつぶされそうになったときに
この言葉を思い出す。

残り少ない命を
誰よりも1秒1秒感じたからこそ
まっすぐなこの言葉を残した。

だからこの1秒1秒を大切に生きよう。
残りあと「何秒分の1」のこの1秒を。

2014年1月28日火曜日

もらいものブルース!の巻

うちの家の家具はほとんどもらいものか拾いものだ。
冷蔵庫、PC机、作業台、カラーボックス、メタルラック、TV台、椅子。
電化製品もほとんどそう。
ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。

引っ越しの手伝いをしたときにもらったり、
「困ったよぉー」と吹聴してたらくれたり、
外で拾ったものが多い。

この時期の大学寮の粗大ゴミ置き場は宝の山だ。
卒業して内地にもどるから、
必要のなくなった電化製品や家具が
まだ見た目も中身も全然大丈夫なのに
ボンボン捨てられちょん。
学生時代は粗大ゴミ置き場の隣の寮だったので、
使えそうなものがないか毎日のように漁っていた。

どこからかその情報を嗅ぎ付けたリサイクルショップが
夜中にトラックで大量に家具を持って帰っても、
また次の日にはたくさん置かれちょった。
それぐらい大量にあった。
今はわからんけど。

みんな簡単に捨て過ぎやろっち思った。
ちょっと塗装が禿げてたり、足がぐらついてる机なら
DIYで充分なおせるよ!

食料もいただくことが多い。
私はメシをがっついて食うくせがあるので、
「何か食べ物をあたえよう」と思ってくれるんだと思う。
今月もたくさん食料を頂いた!


お菓子、キャベツ、パパイヤ、ブロッコリー、ポーク、シーチキン、キャノーラ油
ほんとによく食うから食費が悩みの種なので、非常に助かった。
ありがとうございます!!
食事の摂生もしなきゃなー。
暴食の域に達してるかもしれん。
何事もバランスだ、考え直そう。

2014年1月27日月曜日

ロックンロールサンデー!ロック界にもうひとりソックリさんがいた!?の巻

今日は3ヶ月に1度のFP試験監督のバイト。
このバイトの日は決まって上間てんぷらに行く。
朝そばをすすって、昼食用の弁当を買う為だ。

朝の上間てんぷらは、
肉体労働者と鳩でにぎわっている。

朝にくう100円そばがなんともいえない美味さ。
前まではなかった肉切れが入っていてテンション上がった。
じゅーじーとそばの組み合わせは鉄板。
思わず買ってしまった。


鳩に囲まれながらそばをすする。
バイト休憩中、喫煙所で一服していたらかりむらさん(写真左)が
あるものを発見した。
峯岸みなみだ!

なんか頭にタバコの火を押し付けられてるみたいで
いたたまれなくなった。
今週発売の週刊誌でグラビア表紙飾ってたけど
髪も伸びて前より大人っぽい顔立ちになっちょった気がする。

バイト終わりそっこーでGシェルターに向かう。
リハ30分で構成確認、曲のつなぎ確認。

この写真、リハ中の隙をついてドラムの目線から撮ったんやけど、
逆光で黒澤さんの身体が『遊星からの物体X』みたいになった!

大好きなジョン・カーペンター監督の1982年の作品。
当時世間に衝撃を与えたクリーチャーの造形・・・おっと話が脱線した!


ジャーン!今日のステージ。
「GUITARWOLF」の垂れ幕がインパクト抜群。
イベント初めのバンドはヤバスターズ!
ヨシムラタカシさんがドラムで加入してから
はじめて聞いたけど、パワーアップしちょった!
ゆうくんがかぶっていたお面兼ボイスチェンジャーがカッコ良かった。


そして2番目は我々我如古ファンクラブ。
今回のセットは踊りなし、風船なし、コントなし、
完全演奏勝負のハードなセットだった。
バスドラを強く踏みすぎて足がパンパンになった。
そしてドラム始めて10年、
私のドラムの音が小さい理由が最近やっとわかった。
それは「自分で叩く音にうるさいと感じて無意識に小さく叩いていた」のだ。
ギターウルフに向けて思いっきりドラムを叩く練習をしているときに気付いた。
「だったら耳栓すればいいじゃん!」と思い耳栓して叩いたら
驚くほどドラムの音量が上がって、勢いも付いた。
これはいける!
おじいちゃんが耳遠くなって声デカくなる原理といっしょやね!
職業ドラマーはほとんど耳栓してるらしい。
というわけで今回のLIVEも、この耳栓作戦を敢行。
返しの音も問題なく聞こえたのでよかった。
それにしてもこのセットを見てほしい。


冬なのに祭りの曲をやるところがロックやん。
あと「我如古畳店」は超高速で演奏したよ。

そしてお待ちかねギターウルフ!
前日のOutputのライブ中に腰を負傷したセイジさん。
一時は救急車も駆けつける騒動となったが、
大事にはいたらず、今日もステージでギターをかき鳴らす!
不死身のロックンロール!

「本当に黒澤さんと似てるなぁーマジで似てるなぁー」と
そればっかり思って見ていた。
後ろ姿とかも似てるんだよなー。
楽屋での2ショット。リンク貼っときます。
似てるでしょ!?w


ライブ終了後の打ち上げで、ギターウルフのドラムウルフさんに
「兄ちゃんジョーアルコールに似てるね!」といわれた。
その後ググってみたら、パンクロック界で有名な人らしい。
こちらが「JOE ALCOHOL」さん。


自分ではよくわかんないけど、
たしかに似てるかも・・・!?
自分は黒澤さんに散々似てるっていいよったけど
いざ自分のこととなるとわからんもんやなぁー。
でも誰かに似てるってあまりいわれたことなかったんでうれしかった。

いまWikipediaで衝撃の事実を知ったんだけど、
ギターウルフのセイジさんって1963年生まれなんだ・・・!
マジで!!??見た目が若すぎる!!!!

「ミュージシャンって実年齢より若い」ていうけど、
本当にそうやなー。すげー!

ギターウルフ、ヤバスターズ、
そしてライブに来てくれたみなさんありがとうございました!

2014年1月26日日曜日

メロン記念日!モルソ1周年おめでとう!の巻

今日はバイト終わって準備して
「morso(モルソ)」に向かった。
モルソは、私となじみ深いJAZZ研OBOGが経営するイベントスペース。
去年はG-shelter移転準備の間、
我如古FLの練習スタジオとして週1でお借りしていたり、
ハンディ松野の個人名義では、
それもまたよしと共同主催した「POP脳」という個展を開催した。
その他にも那覇での飲み会の後とかに多々お世話になっている。

だから、この1周年、いい機会だから日頃の感謝を込めて、
手土産片手に挨拶に行くことにした。
あれこれ考えながら、バイクで走っているとマカロン屋さんがあった。
住宅街の一角、アパートの1階部分が煌煌と明かりが付いている。
内装は白を基調としていて、
かわいらしくてPOPな感じが外からでも充分伝わってきた。
意を決して入った。
マカロンの値段に驚いた。
1個200数円するのか!
10個入りで2000いくらするのか!
しかも今日はマカロンの在庫が茶色と黄色の2種類しかないといわれた。

マカロンはやめることにした。
那覇でジョージと合流。
贈答品を何にしようか協議する。
スーパーを徘徊しているとメロンを発見!
これだ!!ジョージと即決した。
店員にお願いして丁寧に箱につめてもらった。


これは見た目もいいし、もちろん値段もそこそこするので、
自信を持ってモルソに向かう。
モルソはにぎわっていた。
日頃の感謝を伝えるとともにメロンを渡すと
とても喜んでくれた。
タクミと初めての共同作業した。


メロンはいい感じに熟していた。
食べごろじゃーん!(^^)


厚かましくも飛び入りで、
今日のライブの告知もさせてもらいました、ありがとうございます!
短い時間しかいれなかったけど、
いろんな人と話せてよかった!
ライブペインティングしてたヨナハさんと写真とった。
暖かくてかわいい画でした!(完成までみたかった)


もう少しいたかったけど、
Outputで告知フライヤーを配る任務があったので、
モルソの人たちに早々に挨拶してOutputに向かう。

ジョージと康龍にいった。
何も食べないつもりだったけど、卵かけ御飯をごちそうしてくれた。
ありがとうございます!
うまー。

ギターウルフで熱気につつまれてるOutputで
ビラを配り終わり、帰る前に
キンさんとアキナさんとパシャリ!
キンさんの革ジャンかっけー!


つーわけで今日はG-shelterでギターウルフ、ヤバスターズと対バン!
On your mark.

2014年1月25日土曜日

26歳からだの変化!の巻

1月9日に晴れて26歳になった私。

25歳過ぎてからからだの変化を実感する。
まずヒゲが濃くなった。
1週間剃らなくても、
女子中学生の口元みたいな薄い産毛しか生えなかったのに、
いまでは固いヒゲが生える。
これは沖縄という紫外線の強い環境に
7年も住んでいることも要因であると思う。
すね毛は全くなかったが、最近は人並みに生えている。
ヒゲは、生えてくれるのは構わないんやけど、
すげー薄くてまばらだから伸ばしてもダンディにならないのが悩み。
出来れば整えて口髭などをたくわえて
物思いにふけるときなどに指でジョリジョリさわる仕草とかしたいんやけどなぁ。
でも濃い人見てたら手入れと処理がめちゃ大変そうやけん、
薄くてもいいかなっち思う。

あとは身体が緩んできた。
なんかプニプ二してきたのだ。
ここ半年ほど筋トレもしていないし、
PCに向かうことが多いので完全に運動不足のせいでもあるのだが、
それにしても腰まわりのプニプニ感を感じる。
お腹が出てる訳ではないが、
このまま何も処置をしなければ、
確実にポコッとお腹が出ると確信した。

これはまた筋トレを始めよう。
そう誓った。

あと腰が少し痛い。
これも筋トレをやめると起きる現象のひとつで、
腹筋と背筋が弱ると、腰回りに負担がかかる。
今は腰なんて全然痛くないというひとも、
若いころに腹筋と背筋を鍛えとかないと、
中年になってぜっったい腰痛になるよ!

というわけで、
身体が教えてくれたサインを素直に聞き入れて、
今日から半年ぶりに筋トレを始める!


2014年1月24日金曜日

映画「ヒミズ」観た

(ネタバレ注意!)

原作マンガの「ヒミズ」を観たのは4年前。
読み終わってパタッと本を閉じた後、
ショックでしばらく動けなかったことを覚えてる。
それくらい衝撃的なラストシーンだった。

「ヒミズ」が園子温監督によって映画化されたのは2012年。
撮影直前に東日本大震災が発生したため、
監督は台本を大幅に変更したらしい。
「震災後の日本」を舞台に、
映像にもストーリーにも震災が絡んでくる。

※そもそも「ヒミズ」とはモグラ科のほ乳類。
「ヒミズ」という和名は、「日見ず」から由来しているらしい。

映画『ヒミズ』予告編

ボート屋の息子である住田は、
クソみたいな両親によって生活をめちゃくちゃにされる。
普通に生きたいと願う気持ちとは裏腹に、
どんどん深い闇に心を吸い込まれていく。
クラスメイトである茶沢は住田を心配し、
彼を救おうと奔走する・・・

まず初めに断っておかなければいけないのは、
この映画は戯曲であるということ。
ネットのレビューで
「アングラ芝居好きの小劇団の舞台を観ているようだ」
というような表現があったが、上手い表現だなぁと思った。
私も冒頭の茶沢の語りからそれを感じた
けど途中から、そう演出するには何らかの意図があると感じた。

映画を観る前(見終わった後でもいいが)に、
予告編を観たり、
監督の関連作品をチェックしたり、
出演者を洗ったりすることも一興だが、
それ以外にも、
この作品がどういう時代に作られ、
そのときどんな事件がこの作品に影響を与えたのか
(逆にその作品が他にどういう影響を与えたのか)を
調べることも作品の深みを知る手段であり、
楽しみ方の一つ。

そこをふまえて観れば、
「ぜんぜん原作と違うじゃん」
「ラスト違うし」
とかいう短絡的な解釈じゃなくて、
少し俯瞰した目線で観れるかもしれない。

ストーリー展開においては、
監督の葛藤をかなり感じた。
園子温監督なら全てを突っぱねて、
絶望を思いっきり主人公にぶつける表現は十八番なはずなのに
この映画ではそれをしなかった。

二階堂ふみ演じる茶沢を太陽のような明るさにすることで、
住田を最期まで追いつめなかった。
茶沢は希望の光として舞台脇から、常に住田を照らし続ける。
住田を慕う夜野ほかホームレス勢もそうだ。
物語の随所に希望がちりばめられている。

命を繋ぎ、明日へつなげるラストにする為に。

原作と違って「住田にしか見えない怪物」は出てこないが、
暗いシーンになるとオドロオドロしいBGMが「ゴォォォォ」と流れる。
この轟音でうちのボロいブラウン管がガタガタ揺れた。
TVバラバラになるんじゃないかと心配になった。

窪塚洋介でたとき「おっ!」と思った。
その後すぐ吉高由里子でたとき『探偵は〜』のとき同様、
「おお!」とテンション上がった。
がしかし、
今回も吉高さん超チョイ役。
・・・もう『蛇にピアス』観よう(しょぼん)

もし、震災が起きていなければ
この作品はどういう仕上がりになっていたのだろうか。
それは大きくいえば、
「震災が起きていない日本」ということになる。
それは二度と観ることはできない。
しかし、震災が人の心情をも揺るがし、
変質した「映画 ヒミズ」を偶然にも私たちは観ることができた。

「そこに広がっているのは作り物のセットではなく、
現実に突きつけられた絶望そのもの」
オープニングとラストに瓦礫となった街を淡々と映しているショットは、
監督の心情そのものだと思う。

物語の「光」である茶沢がラストシーンに叫んだ
「夢を持て!この世でたった一つの花よ!」という台詞は
住田に向けて、被災者に向けて、そして日本に向けて放ったメッセージ。

東日本大震災から早3年が経とうとしている。
これから3月11日の震災発生日までTVでは特番など流れるだろう。
そんな中、
フィクション映画として
震災を表現したこの作品
一見していて損はないと思う。

2014年1月23日木曜日

毎日全然単調なんかじゃないの巻

神社にお参りしにいくと、
「今年はいいことたくさんありますように!」
っちついついお参りしてしまうけど、
よく考えたら、いいことも悪いことも全部
「自分の考え方次第」なんやぁっち思う。

昨年は県外に行くことが多く、
その旅に無計画にお金を使っていたので、
旅行から帰ってきたときは財布の中はすっからかん。
公共料金その他支払い滞り、
ガス止まる、携帯止まる、クレジットカード止まる、
のトリプルパンチ。
仕方なくバイト先から前借りするも
焼け石に水。
やがて給料日になるが、
半分以上前借りしているため、
その月も結局前借り。

It's a vicious circle!


この悪循環を断ち切る為に、
8bitの脳みそをフル回転させて考えた。

そして本を読んで勉強することにした。
幼少期にほとんど本を読まずに育った私は読書が苦手だ。
読書が苦手な人は、
とりあえず自分の好きなもん、興味があるものを
読めばいいと思う。
活字を理解するのに最初は時間がかかるが、
最近は少しだが早くなってきた。

今回の大阪旅行でも数冊読んだ。
旅行は読書に最適だ。
空港の待ち時間、飛行機の中、電車の中。
鞄からスッと出して切符をしおり代わりに読みふける。
乗り物酔いする人は厳しいけど。

少し学習した私は、
家計簿をつけることにした。
この家計簿も本当に苦手で、
3日と続かず、いままで何度やらなくなったことか。
でも今年に入って23日経つが継続している。
それは意識が変わったということもあるが、
「3日でやめてしまう自分」
を好きになろうと思ったところから考えが変わった。
以前は、「3日でやめる自分」を責め立て、
自己嫌悪に駆られていた。
しかし、「いいことも悪いことも全部自分の考え方次第」
だと気付き、
「3日でやめる自分」を好きになる努力をした。
「別にいいじゃん!
だってめんどくさかったんだろ、
大丈夫だ、そんなお前も好きさ。」
と自分にいってみた。
すると、自分で自分にかけていた足枷みたいなものがとれた。
そして、
「また明日からやればいいじゃん。どうせ3日で終わったとしても
また次の3日やってそれを繰り返せば、
結局ほぼ毎日やってることになるんじゃない?」
という考え方が湧き出てきた。
そうか「3日坊主もずっと続ければ、継続していることになる!」
という端から見たら「なんじゃそれ」といわれそうなとした結論に達した。
でも「自分を好きになる」ということはそういうことなんじゃないかと思う。
ナルシスト的な意味じゃなくて、
自分を肯定することで生まれる向上心を養うため。
これが大切だと思う。

今回の大阪遠征では極力お金を使わないよう心がけた。
移動するとお金がかかるので、
友人の家やネットカフェでじっと過ごした。
家計簿をつけることで、
自分が一日どれだけ浪費しているかが
一目瞭然でわかるので自然と節約していった。

相変わらずこのブログは散文甚だしいのだが、
文章を書くという行為も考え方が整理されていき、
脳内がすっきりすることに気付いた。
今はただ脳内の考えを吐露することしかできていないが、
徐々にまとめる能力を付けていきたい。

2014年1月22日水曜日

映画「探偵はBARにいる」は大泉洋&松田の兄ちゃん共演。横から高嶋政・伸安藤玉恵!の巻

(ネタバレ注意!)
うちの近くのビデオシティは、
GEOやTSUTAYAに比べたらそりゃ全然品揃えは悪いけど
洋画も邦画もしっかりツボ押さえちょん。
「あーこれ、観たかったんだよなぁ!」
っち思わせるかゆいところに手が届くラインナップ。
映画「探偵はBARにいる」もそのひとつで、
前から気になっちょったけど、やっと借りたに。


映画『探偵はBARにいる』予告編


大泉洋といえば今や知らない人はいない、
北海道が誇る天然パーマ系タレント。
共演に松田龍平
兄弟のギャツビーじゃない方
ちなみに松田龍平の奥さんは太田莉菜ってさっき知った!マジか!
『69 sixty nine』のレディジェーン役!

えーっと、物語はー。

札幌の繁華街「すすきの」の
とあるBARに電話をかければ、探偵に繋がる。
携帯電話は持たない主義だから
店の黒電話でクライアントと連絡をとる。

この探偵の名前は最後まで出ない。
周りの人々も彼の名前を呼ばない。

『シャーロックホームズ』『名探偵コナン』
『私立探偵濱マイク』などなど
探偵の名前を含めてイメージ付けされていた
今までの探偵像とは違う。

この「主人公の名前を出さない」
という設定がまず面白かった。

主人公の声でナレーションが入る演出は
初めの方は違和感があった。
というか、
「こんなクサい演出してて最後まで持つのかなぁ」
ち不安になった。

でもコレが慣れて来て、むしろ味になってくるんだから不思議。

要所要所で出てくる映像効果が全体のアクセントになってる。
カメラが縦になったり、
スローモーション使ったり、
人物の心情が様々な技法で表現される。

カメラワークも変わってる。
基本テンポよくポンポン進むのだが、
ビールを飲む人物のノド元にパンダウンしたり、
無難なカメラワークから逸脱した動きを
たまにするのが面白い。

この作品を観る4日前に
『ゴッドファーザー』を大阪で観ていたので、
マイケル・コルレオーネ
という単語の意味も理解できた。
岩淵(石橋蓮司)がドンで、
小雪と結婚しようとする男がマイケルってことだ。

主役のふたりはもちろん好きなんやけど、
その他にも思わず「おっ!」といってしまう方たちばかり。
吉高由里子が画面に出たときは、
どう物語に絡んでいくのかと
胸を踊らせたけど、マジで一瞬しか出てこんかった。
Oh...

高嶋政伸が出てきたときは、一瞬だれだか分からず、

「あれ?もしかして、高嶋政伸・・・?
キター!!」

ち一人でテンション上がっちょった。
高嶋政伸のなにがいいって
内なる狂気。

ドラマ「TRICK」の確か3部だったか、
たしかすげーうさん臭い役で出ちょったんやけど、
そんときの高笑いが今も鮮明に蘇る。
どんなに「わはは」と笑ってても、
目が笑っちょらんのよなー。
ビー玉みたいな目の奥が怖い。
今回もそんな狂った高嶋さんを拝めて大満足だったよ。

あとは、探偵行きつけの喫茶店のウエイトレスね!
安藤玉恵なんですよ。

「松ヶ根乱射事件」「ストロベリーショートケイクス」「ゆれる」「ディアドクター」「ぐるりのこと。」などなど数々の映画に出演しては、
その存在感を脳裏に焼き付けさせる魅力があるんよねー。

別に濡れ場でもないのに、
もうエロいんだこれが。
エロさと面白さの両刀使い!

この喫茶店に今すぐ行きたいと思ったよ。

後半、探偵が拉致られてボッコボコにされるんだけど、
包帯巻かれている姿が、

『ルパン三世カリオストロの城』の
ベッドで寝込んでるルパンにそっくりだった。

ピンピンしてるときは感じなかったのに。
包帯の巻き方とメイクの仕方がコミカルだったというのもあるけど、
ちょっと重なったなー。

大泉洋≠ルパン
瀕死の大泉洋≒瀕死のルパン

前半の面白くなさそうな空気を少し我慢すれば、
観ているうちにどんどん引き込まれていくので、
ご安心を!
(最後の結婚式のシーンはスカッとした。)

ちなみに探偵ものといえど、
犯人が誰なのかと探していくサスペンス要素はなく、
エンターテイメントオンリーでかっ飛ばしてるので
あしからず。

なんと調べたら興行収入よくて、2も撮られてたとは!
つか3も制作決定しちょんらしい!!

これは観なきゃ・・・!

2014年1月21日火曜日

映画「藁の盾」観た

(ネタバレ注意!

映研の後輩であるカツオが
「面白かったですよ!」と言っていたので、
ネカフェで映画「藁の盾」を観た。

映画『藁の楯 わらのたて』予告編


監督は、
一年間にいったい何本撮っちょんの!?
すごいバイタリティやー!三池崇史監督

キャストは豪華でザッとこんな感じ。
大沢たかお/松嶋菜々子/藤原竜也/岸谷五朗/伊武雅刀/永山絢斗/余貴美子/山崎努

この物語、孫娘を殺された大富豪がブチキレて
強姦魔・清丸に10億の懸賞金をかける。
国民全員から命を狙われることになる清丸。
福岡県警に自首した清丸を東京まで護送する為に
SPが清丸の元に派遣される。
SPが凶悪犯を護送するという前代未聞のストーリー。
懸賞金目当てで清丸を殺そうとする裏切り者から
清丸を守るSPたちだが、
次第に護送班の内部でも心情が揺らぎ始め、
内紛が起きてゆく・・・。

とりあえずいえることは、
藤原竜也はハマり役だったと思う。
頭のイカれた変態、極悪非道な強姦魔。

藤原竜也の演技は限りなく舞台向きで、
映画に出たときの違和感が、
私は日頃からなんとなく、
好きになれず、
首をかしげていた。

映画「バトルロワイヤル」は、
深作演出、
つまり全体的に出演者皆が
派手な感情表現や、
台詞っぽい言い回しだから
あれはすんなり観れた。

この「藁の盾」の藤原竜也は
「本当にコイツヤバいやつなぁー」
っち感じる狂気が、
役と同化しちょった。
藤原竜也の深層の暗部、
あの冷えきった目つきを、
上手く演出しちょった。
観ている者として、
藤原竜也の演技に対して
好印象を持った。

白岩(松嶋菜々子の役)に関して、
私の見え方がおかしいのかもしれんのやけど、
「菜々子さん、銃の構え方変じゃない?」
ち思った。

私は銃を撃ったことも、
正式な構え方を習ったこともないのだが、
「それで合っちょん?」
ち思った。
そこみんなの意見聞かせてほしい・・・。

あとキャラに関しては、
白岩はあんだけ最初らへん、
「自分らは任務ですから、対象者に危害が及ぶ危険がある場合は
いかなるものも排除します。」
みたいなこと言いよったに、
途中の護送中の数々の窮地で気が変わったのか、
急に清丸に銃をつきつけ、殺そうとするところで
「えっ!!おまえもかーいっ!!」
っちなった。
白岩は最後まで任務を全うしようとする
優等生キャラやないん?
ち思ったんやけど、
銘苅(主人公)の信念を際立たせる為の演出かな
とも思ったので、よしとしよう。

そうそう、大沢たかお扮する主人公のSP、
銘苅一基の名字の「銘苅」って、
沖縄っぽい名前やなぁち思った。
大沢たかおっち
「悲しい過去を背負って生きる」
人を演じるのが上手いなぁ。
あと清丸と対峙して思いをぶちまけるときの
どアップが暑苦しくてよかった

台湾にいってわざわざ撮影したらしい
列車の護送シーン(日本で許可おりなかった)。
列車内の銃撃ってお決まりだけど、
入り口が前後しかないという閉鎖空間が、
緊迫した画になるんよねぇ。
好きだなぁー。

後半の車で逃亡するあたりからは、
ちょっと眠くなるけど
エンターテイメントとして、
しっかり楽しめました。

【見所まとめ】
大沢たかおのドアップ吐露。
藤原竜也の怪演。
松嶋菜々子の銃の構え方。

2014年1月20日月曜日

「トリコ」っていってもアニメでもないしバンドでもないよの巻

我如古の業務スーパー行った。
いい曲流れてんなぁーと思ったら、
スティービー=ワンダーだった。

この前はYUIが流れてたし、
CDの選曲が私の趣味と合致するから
長居するわー。

で、肉のコーナーでいつも気になってるこれ。


「私たちの味にこだわりました。
手軽に簡単に揚げるだけ!!」

トリ夫



トリ子




なんか不気味だ・・・。

39円の焼きそばを買った。
美味かった!




2014年1月19日日曜日

大阪最終日〜5日ぶりの沖縄!の巻

大阪最終日。
朝は桃谷駅前の「なか卯」
親子丼の鴨だしうどんセット。
なか卯の親子丼は6年ぶりに食べたけど、美味かった〜!

目の前の桃谷駅はカラフルでなんだか可愛い。
駅前の雰囲気が好きだ。


高山が車で南海なんば駅まで送ってくれた。
駅前の金券ショップで、
関西空港までの切符を100円引きで買った。


なんばの駅おしゃれやなぁー。
でけー!
高山に別れを告げ、電車に乗る。
THANK YOU!
関西空港には1時間半前に着いた。
時間に余裕を持って行動すると気持ちが楽だ!


いい旅だった・・・色んな人にごちそうになったなぁ。
としみじみと大阪の空を眺めたあと、
本を読んで待っていると、声をかけられた。
顔を上げると、
「久しぶりっ!」とみえ姉がいた。
大阪に出張に来ていることはツイッターで知っていたが、
まさか会えるとは!
1年ぶりくらいに会ったと思う。
奇跡の再会を記念してパシャリ。



JAZZ研界隈では少数派の全うな就職組であるみえ姉。
「大阪は寒いので気おつけろよぉ!」と忠告して別れた。

飛行機では本を読んで、読み終わって、
寝てたらあっという間に着いた。

那覇空港。
5日ぶりの沖縄は湿気のせいもあって暖かく感じた。


パパパパパパパパイナップルの洗礼を受け、
「ただいま」と心でつぶやいた。
空はどんより煙色。
外気は想像以上に寒くて、
寒波の襲来は沖縄にも来ていたと実感。


次回旅するときは、
必ず横になれる宿に泊まれるようにがんばる!!

今回の旅でお世話になった方たち、
本当にありがとうございました!

旅のテーマだった「節約」と「笑顔」を
最後まで意識して行動できた。

「去年の自分とは違うぞ!」
と言い聞かせながら、帰宅した。

2014年1月18日土曜日

銭湯とゴッドファーザーとちゃんこ鍋の巻

ライブ終わったあとの我如古ファンクラブの慌てっぷりがすごかった。

「おつかれさまでしたー。あ、電車の時間調べよう。」
「え!あと10分で終電!?やばいやばい!」
「え、マジで!?」
「ダメだ、間に合わんわ。」
「とりあえず、駅まで走れ!早く!」
「くそーなんだよ終電って!!」
「すみません、あとよろしくお願いします!!」
「ダダダッ・・・!(走り去る)」

終電という概念に翻弄される我如古ファンクラブ。

みんななんとか間に合ったようだった。
私も終電一つ前に飛び乗った。結構危なかった。

桃谷駅で降りると高山が迎えに来てくれてた。
玉出に寄って夜食のラーメン買って帰宅(137円。安っ!)

起きると居間に玉出のチラシがあった。
イチ!イチ!イチィィィィ!!!


お昼は、いつも大阪に来たら必ず行くお好み焼き屋が
まさかの定休日だったので、
高山と、高山のおやっさんと「餃子の王将」に行った。
酢豚定食と餃子をごちそうになった。
ほんと美味かった!!
ごちそうさまでしたぁ!!
写真が食べかけなのは、お腹すきすぎてスッカリ忘れちょった。


おやっさんが「あの時計狙ってんねん」と指差した先には、
餃子がデカデカと描かれた、王将特別仕様の壁掛け時計があった。
たしかにあれはインパクトあるなぁと思った。


そして帰宅して高山がバイトに行っている間は、
ブログ書いたり、動画見たりしてまったり過ごした。
節約のためにも家から極力出ないようにした。
夕方になって、近所の銭湯に行くことにした。


空が暗くなっていく。
気温もグッと下がる。
歩いて5分ほどの近場に銭湯があるなんて
羨ましすぎる!


説明書きの看板も一昔前の感じで街に溶け込んでいる。



「辰巳(たつみ)湯」
富士山の暖簾(のれん)といい、下駄箱の感じといい、
私のど真ん中ストライク。

ベタっていいよね!



BETA is better.
I love BETA!

「殿方」の入り口は右側でガラガラっと入ると、
すぐに番台のおばちゃんがすわっている。
桃屋のおっちゃんみたいなおばちゃんだ。
入浴料410円(高い)払う。
更衣室もいい感じ。
真ん中に灰皿、左の壁は鏡が並び、右は鍵付きロッカー。
石けんを持ってなかったので、
番台のおばちゃんから30円で買う。

そして浴場へ。
かけ湯が目の前にあり、シャワーが並ぶ。
定番のジャグジー風呂や電気風呂、サウナがある。
富士山の絵とケロリンこそないものの、
下町の温泉という雰囲気が出ていて心地よい。

身体をしっかり洗った後、
ジャグジーにつかる。
気泡がちょうどいい強さで身体に当たり、泡でつつまれる。
隣の電気風呂に入ってみよう。

この電気風呂、小さいころは本当に苦手だった。
地元のスーパー銭湯にもあったのだが、
仕切りのも何もされておらず、
湯船の隅っこに電極とちょろっと説明書きが設置されていた。
犬かきして泳いでいた私はそれに気付かず感電したのだ。

これ以来少しトラウマだったが、大人になったのだろうか、
最近はその記憶も払拭でき、微弱電流が心地よい。

「意外と深いな」と思いながら浴槽に身体を沈めていく。
電気がピリピリと身体を刺激する。
腕をつけたとき、異変に気付いた。
左腕はなんともないのに、
右腕は筋肉が電気に反応して、
ビクンビクンと痙攣するではないか。

暴れる右腕を無理矢理湯船に浸けると、
自分の意思とは反して、グググッと筋肉が硬直していき、
アンダースローでボールを投げたときみたいなポーズになった。

おそらくこの旅中、20kg以上もあるキャリーケースを
右腕で長時間押していたから疲労が溜まっていたのだろう。

しかし変な体勢で浴槽に浸かっているのも限界があるので、
すぐに出た。

サウナに入る。
中は蒸気で50cm先が見えない。
手探りで座ると、
ちょうど誰もおらず貸し切り状態であることが判明。
まったり汗を吹き出す。
しかし、そうまったりしていられなくなった。
天井から落ちてくる水滴。
これはサウナでは御馴染みで私も想定内なのだが、
その量がちょっとした罰ゲーム並に落ちてくる。

高熱の水滴、いや湯滴が皮膚の薄い背中や頭皮に
かなりの頻度で落ちてくる。
最初は我慢していたが、
湯滴が当たるたびに、その熱さに思わず、
「ウッ!」とか「アァッ!」とか声が漏れてしまうので、
「これは今誰かが入ってきたら勘違いされそうだ」
と思い、退出した。

他の湯船も一通り入っていたら、1時間経っていた。
そろそろ指先も梅干しみたいになってきたので、
風呂から上がる。

更衣室で着替えていると、
仕事帰りであろう白髪の痩せたおっちゃんが、
まだ4、5歳ほどの娘に服を着せていた。

娘は風呂上がりの爽快感でテンションが上がっていて、
お父さんに話しかけたり、椅子の上に立ったりと終始ご機嫌。
お父さんは自分の着替えをしながら優しく受け答えをしていた。

娘が椅子を引きずって遊びだした。
その瞬間雷の如く「こらっ!」
というお父さんの声が聞こえた。

お父さんは娘のところへ行き、
「元に戻さんか、だめやろが。おかあさんにいうぞ。」
娘は話を反らそうとするが、
お父さんは娘の前にしゃがんでじっと目を見つめて、
「人様のもんそんなんしたらあかん。」
と娘の手をつかみ、そばらくその体勢だった。

それでも娘が言い訳をいうので
「じゃぁもう知らんで。自分で帰り。」
とお父さんは自分の着替えに戻る。

娘はここでやっとことの重大さに気付き、
「お父さん、そんなこといわんといてぇや。」
「ごめんなさい、お父さん、ごめんなさいー。」
といいながら、黙々と着替えるお父さんの足にしがみつく。

しばらくして、お父さんはもう一度娘に説教。
今度は素直に聞いていた。
安心した女の子はまた元気を取り戻した。

着替え終えた私は、もう少しだけここにいようと思い一服。

すると仕事終わりのおっちゃんや兄ちゃんがゾロゾロと入ってきた。

「お、今日はご機嫌やな〜」
「風呂上がりのときだけやな〜機嫌がええのわ」
「今日もおじいちゃんと一緒か?」
「おじいちゃんちゃう!お父さんや!」
「(一同笑う)」

みんな顔見知りで、何気ない会話。

こういう地元の雰囲気を味わえるのが、
銭湯の一番の魅力といえる。

私は更衣室を出る前に、娘のお父さんに
「近くにビール売っているところはありますか」
と話しかけた。
おっちゃんは明らかに地元の人間ではない私に少し警戒しながらも、
親切に教えてくれた。

湯冷めしないよう早歩きで、スーパー玉出に向かった。


5分ほどで着いた。
なんかもう、この感じにも慣れた。
ちょっと懐かしさすら感じる。
泊めていただいたお礼にと、生ビールを買って高山家に帰った。

高山がちゃんこを作ってくれた。
高山のちゃんこは絶品なのだ。
大学の学祭で出店したときは作るたびにすぐ売り切れていた。
シンプルな材料なのだが味付けが上手いのだ。


高山のおやっさんと高山と3人で鍋をつついた。
高山のおやっさんと映画の話で盛り上がって、
何か映画観ようかという話になり、
コッポラ監督の「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーpart2」を見た。
すげー昔に観て以来、ほとんど覚えてなかったので、
改めて観て、もう釘付けだった。
アルパチーノが男前で渋すぎる。
当時32歳、その風格に圧倒された。

結局この旅で結構映画観たなぁー。
「ゼロ・グラビティ」「藁の盾」「鈴木先生」「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーpart2」

旅で観る映画もまたいいものです。

高山家のみなさん本当にありがとうございました!!

2014年1月16日木曜日

梅田で遭難!?の巻

1/13(月)
今日は梅田AKASOで「SETYOUFREE!」の
OTODAMA決起集会に出席する我如古ファンクラブ。
あいかわらず泊まるところもバラバラな私たち。
私は知人の家、
久しぶりのベッドの上で熟睡して、
8:00ごろ目をさました。

朝一で、映画「鈴木先生」(角川映画)を観た。
ドラマは2話までしか観たことないのに、
いきなり映画版を観るという荒技を試みる。


この作品、主に中学教師である鈴木先生の主観で
物語が進行していく。
別に熱血でもなければ、人徳に優れているわけでもない。
鈴木先生の脳内には一般的に考えるであろう、
エロい妄想もするし、不道徳な心の声も駆け巡る

先生としての立場を演じながらも、
男として、大人として、人間として、
様々な思いと葛藤していく姿を描く。

鈴木先生は思慮する。
「今の学校は、
先生たちが劣等生(不良)に手間と時間ををかける分、
優等生(普通にしてる子たち)の摩耗の上に成り立っている。

その「普通にしている子たち」にも
生きてれば色々ある訳で、
いい子を演じる許容を越えるとき、
ひずみが生じる。
その問題に着目しているのが「鈴木先生」という作品だ。
たぶん。

面白かった。
最後の「跳ぶシーン」は、
それまでのシリアス色とかけ離れすぎて、
ちょっと笑ったけど、
映画から初めて観る人にも
程よく説明してくれて、
分かりやすかったと思う。

妄想シーンがコミカルに描かれているので、
下衆な妄想をする鈴木先生にも親近感を持つ。
ルックスが爽やかっていうのも相当あると思うけど。

という感じで、見終わって、
車でJR徳庵駅まで送ってもらった。
途中で河があった。
カーブミラーも左下に不気味な看板が見えるだろうか。
近くの小学校のPTAが
「犬神家の一族」の水死体を模して描いたと思う。

角川映画を観た後で、
角川映画のオマージュに遭遇するとは奇妙な体験である。

大阪駅までは30分ほどで着いたと思う。
昼飯を済ませて、
梅田AKASOを目指す。
時刻は12:25
13:00に会場集合と約束していた。
余裕だろうと、googlemap先生を頼りに進む。
次第に、高級ホテルらしき高層ビルに囲まれる。
人けも少なくなっていく。


10分20分歩いても一向に目的地との距離が縮まない。

いや、むしろ離れてる・・・!?

どうやら反対方向に歩いていたらしい!!
それもかなりの距離を。

それに気付いた私は急いで元来た道を引き返す。
この時点で、
20kg以上もある荷物を引っぱりながら、
20分以上歩いた私の心は折れそうになった。
しかし、そんなこともいってられないのでとにかく急ぐ!

泣きそうになりながら
goolemap先生にぶつぶつ言いながら、
ひたすら歩く。
御堂筋を越え、新御堂筋までたどり着いた。

次第に大人のお店が増えてきた。
まず目に飛び込んできたのが、これ。


こ、これは!
野生爆弾の番組で知った「耳かき屋」ではないか!!

「耳かき屋」初めて見た。普通にあるんやぁ。
(ちなみにこの野生爆弾のロケめっちゃ面白いんで、
リンク貼っときます)↓



「見学無料」って書いてる!
時間があったら入るんだが・・・ダメだ!


しぶしぶ見学を諦め、先を急ぐ。
高架橋の下をしばらく歩く。
やがて繁華街に入る。

よし、近いぞ!
急げ急げぇ〜!
見えた!AKASOの文字!

結局30分遅れで着いた。
すみません!!


着くとすぐに荷物を置いて、
セットリスト決める為に食堂「宮本むなし」へ。

クロサワさんの声の状態も考慮しながら、
セットリストを微妙に変更。
クロサワさんは、
パッケージが全部中国語の、
トロッとした漢方薬をお湯に混ぜて飲んでいた。
とても辛そうだったから、
極力MCなどは
みんなでバックアップしようっちなった。

楽屋に戻り、MCの練習、物販管理、準備運動。
楽屋でStone dead crazy(北海道)の myar(GtVo.)さんとパシャリ!
見た目はDMCのクラウザーさんみたいですが、
話すとめちゃめちゃ気さくな方でした。


我々も準備を進める。
ギリギリで曲変更をする。
さぁ、大阪2発目!
いってきます!


リハなしで不安だったが、
前で観てくれてるお客さんを見て、
安心感を得られた。
ステージは広くて、音響も抜群によかった。
赤いのれんの「ゆ」の文字の下、
「我如古畳店」「我如古秘宝館」
と立て続けに演奏。



「パンツの穴」では暴れ回って、
歌詞がぶっとんでしまった反省。
この写真からも伝わる躍動感のないジャンプはなんなんだろう。
(自分のイメージでは熊川哲也並のかっこいい跳躍のつもり)


キュウソのヨコタさんも来てくれて、
我如古ールしてくれたのうれしかった。
おれ、顔こわばってんなー。てかタオルw


その後、たくさんかっこいいバンドを見ました。
お客さん、バンドのみなさん、スタッフのみなさん、
本当にありがとうございましたー!!

最後に梅田で見つけた看板たち。


注目するべきは中央の「壁の自由」
なんか知らんけどジョジョリオンの「壁の目」を思い出したよ。


そしてこれ「和風ぱみゅぱみゅ」
何がどうぱみゅぱみゅなのか詳しく知る必要があったが、
ぱみゅぱみゅする為のお金がなかったため断念。

次くるときは、潜入捜査しなければ!