2013年5月27日月曜日

着ぐるみ着るとコミュ障になる

久しぶりにあった知人が「久しぶり!」とか「元気だった?」とか常套句すっ飛ばして「あれ、なんかタンスの匂いがするね、どうしたの?」って言うんだ。
こんばんわ、松野です。

最近また部屋で踊ってみた。嵐のごとく想いの向くまま、身体を爆発させた。その日はライブだったので、2時間くらい踊った後で、ヒューマンステージに向かった。久しぶりのヒューマンだったのでワクワクした。いい感じで身体が暖まっていた。我如古はオープニングアクトだったので、1組目の役割を果たすべく駆け抜けた!頭がキレキレすぎて、曲終わりのキメを忘れてしまうアクシデントがあったが、なんとかテンションで切り抜けた。何より、お客さんが暖かかった。いつも観に来てくれる方々が会場を一緒に盛り上げてくれる。ありがたいことだ。感謝。

セットリストの最後にHIPHOPソング「パンツの穴」をみんなで歌った。自分が歌っていないときは踊るのだが、今日は事前に身体を散々動かしていたので、いつもの2倍は激しく動いたつもりだった。終わった後に、来てくれていたお客さんに感想聞いたら「松野さんの動きが本当に気持ち悪かったです」「今日は一段と際立って気持ち悪かったです」というお言葉を頂いた。やっぱり家で踊ってきたことが反映されてたのか、事前の練習は大切だと思った。

橋本拓也さんのときは、最初は最前列で身体を横に揺らしながら聞いていたが、あまりにも音が気持ちよすぎて、気付いたら椅子に座ってうたた寝していた。

385相変わらずライブパフォーマンスが凄かった。ミヤさんあんなに頭ふりながら身体揺らしながら、正確で激しいベースラインを鳴らすなんて信じられない!蓮尾さんの存在感がすごかった。舞台映えするというか。天願さんは、今回ステージ袖でずっと天願さんのドラミング観てたけど、もう早すぎて凄すぎてずっと観てた。最後までパワーが落ちない。アンコールはむしろ一番元気いいってくらいだった。みんな体力すげぇ・・・!これは見習わなくては。

そうだ、体力をつけておかないと、もし「サバイバル」や「ドラゴンヘッド」的なことになったら真っ先に死んでしまう。大災害が起きたときにあっさり死んでしまってはもったいない。ある程度物語の主人公のような体験がしたい。だから、体力をつけて終末に備えるんだ!爆弾や隕石が落ちてきたら終わりだけど!

2013年5月21日火曜日

睡眠とともに生きてゆく

生きている限り、必ずしなければ行けない行為、それは「睡眠」。
人生の3分の1は寝ているのだから、「睡眠」とは上手にお付き合いしていきたいものだ。

松野は、いつでもどこでも眠くなったら最後。強烈な悪魔的睡魔が脳みそを支配し、すべての思考が「眠い」の2文字の前にひれ伏す。弁当を食べているときに来れば、口にご飯が入ったまま寝るし、ドラムをたたいているときに来れば、リズムを刻みながら寝る。バイクの運転中などにそいつが来た日にはひとたまりもない。気付けば工事現場の中にいたり、塀にぶつかったりする。
コーヒーを大量に飲む、タバコを吸う(当時)、激辛MINTIAを大量に接種する、身体を動かす、顔を洗うなど、様々な対処法を試したが、悪魔の前にはすべて無力だった。悪魔は寝る以外の選択肢を与えてくれなかった。

この恐るべき睡魔が、ついこの間まで、松野の生理現象の悩みの中ではダントツのトップだった。だが最近少し変わってきた。眠気を克服するということが少しずつではあるが可能になってきた。

松野自身はこの感覚を「覚醒した」と表現している。

様々な理由が複合的に混ざり合って、覚醒に至ったのだと思う。例えば4月に患った気管支炎。1週間以上治らず、息をするにも話すにも辛く、タバコを休止するきっかけにもなった。「生きている時間は短い」と心から思った。「明日生きている保証なんてどこにもない」と心から思った。

でもやっぱり眠いときは眠いので、活動や仕事が終わった段階で、一時的にその場に寝るという方法を現在行っている。

眠い、やつが来た、途中だけど寝る、おやすみ!

2013年5月19日日曜日

奇跡的に晴れた今帰仁ロケ

この度ハンディ松野は、夙川ボーイズのMVを勝手に制作しております。ファンメイド!といえば響きがいいのですが、要は勝手に作ってます。

なぜって?

夙川ボーイズが好きだから!

共同制作者は、またよし。
最近髪の毛がアメリカのガムみたいな色になっているが、まじめな大学生です。

夙川ボーイズの何の曲のMVかというと2N'dアルバム「LOVESONG」収録6曲目

「KILL夢ドライブ」

なぜって?

この曲がかっこいいから!

完全にジョージの影響。ジョージがあの曲めっちゃ好き!でずっと聞いてるうちに松野もハマったパターン。

この曲は沖縄の北部、今帰仁という自然がいっぱいの村で、夙川ボーイズがドライブしているときに出来たらしい。爆発音のような鋭いアタックから入るこの曲は、闇夜を切り裂いて駆け抜けるナイトドライブにぴったりの曲。

とりあえず今帰仁にいかなきゃ話は始まんないっしょ!というわけで、友人数人に協力を募ったところ快く引き受けてくれた、うれしい。
松野、またよし、ジョージ、ひろ、あかりんの5人でいくことになった。

8:00に久米にレンタカーを借りにいった。軽のムーブを予約していたが、軽が手配出来なかったらしく急遽一つランクが上の乗用車NOTEをレンタルできることに(お値段そのまま)!ラッキーガイ!

9:00に集合して出発。5人を載せたNOTEは330号線を北上。
まず恩名の道の駅でジョージ推薦、ムール貝のうにクリーム焼き(¥100)を激食。
これは安いしうまいし、味くーたーの松野にとって満足の一品だった。
ただ食べ過ぎると絶対痛風になると思った。

そのあと御菓子御殿にいって、お菓子の製造ラインを観て興奮した。

名護ジャスコいって、ノリでプリクラ撮った。見た目の3倍は綺麗に写るのだから、相変わらず凄い技術と欲望が詰まった機械だと思った。


そして、玉家そばJr.に行き、そばを食べる。

ここまで食べ歩き。


よし、おなかも満たされた事だし、撮影しに今帰仁じゃぁ!と向かっていると、みるみるうちに曇っていた空が晴れていくではないか!やったー!
週間天気予報では雨マークしかないこの梅雨時期に、奇跡的に青空がのぞいているではないか!めざましテレビの占いでやぎ座が2位だったからなのか、またよし&あかりんが晴れ女だったのか。たぶん両方だとおもう!とにかく晴れた!

その勢いで古宇利島へ上陸。
『KILL夢ドライブ』をフルテンで流しながら橋を爆走。ちょっと浮いてたと思う。

浜辺でバレーして、ジョージと相撲もとった。1勝2敗で負けた。
浜の隅に切り株がいい感じで並んでいたので、記念撮影した。


その後、マッハで今帰仁城趾にいって撮影。緑が気持ちよくて、寝女子る人が続出。
今帰仁城趾は雄大で、石造りのしっかりした長い城壁は無条件に美しかった。


帰る頃には小雨がぱらつきはじめ、まるで私たちの撮影が終わるのを待ってくれていたように思えた。
最後はレンタカー返却時間もあり、ばたばたしてしまったが、弾丸ツアーは天気にも恵まれ、事故もなく無事に終わった。またよし、ひろ、あかりん、そして、じょーじ!ありがとう!

制作進行は随時アップしていきまーす。

松野

2013年5月14日火曜日

「同窓会」の知らせ

FBで久しぶりに高校の担任を拝見して、元気そうで安心した。
同窓会が8月にあるから行きたいと思った。ちょっと前までの自分だったら、変につっぱって素直じゃなかったから行きたいとか言わなかっただろうからそれだけでも成長したのかもしれない。

25歳、みんな高校を卒業して7年という月日が流れた。とんでもないどん底を味わった人もいるだろうし、思いがけない幸運に巡り会ったかもしれない、特に何の起伏もないニュートラルな7年だったという人もいるだろう。それぞれ形は違うけど、確実に同じ7年を生き抜いた同級生に、単純に会ってみたいと思った。

これから同窓会が増えていくと必ず訃報も聞くだろう。それは病気だったり、事故だったり。でも嬉しい知らせもたくさん聞くだろう。結婚だったり、出産だったり。それを受け止めるだけの気持ちの整理をつけて同窓会に臨みたいと思う。・・・いやそんな重く考えることはないか!気楽にいこう!行けるかわからんが行きたいなぁ・・・。行きたい。

4年前、映研の後輩が「同窓会」という映画を撮った際に、テーマソングを書いた。
その名も「同窓会」(そのまま)。依頼を受けた私はまず「同窓会、行こうかどうしようか」というダジャレを思いついた。当時大学3年生だった私は、大学2年のときに高校の同窓会に行った記憶を思い出しながら歌詞を肉付けしていった。

変わりゆくものを観るのは好きなのだけど、その反面、変わってしまったことへの寂しさを感じたり、人間の感情はわがままであり、忙しい。

高校を卒業して7年が過ぎた今、同窓会がまた開かれる。その知らせをFBで知った私は無我夢中で画を描きまくった。このむずがゆい想いは早くアウトプットしておきたいと思ったであろうか。とにかく真っ先に、この2分足らずの曲にイメージをぶつける事しかできなかった。そうやって4年ぶりに再び日の目をみた曲。



2013年5月11日土曜日

君の頭の中は一生わからないけど、わかったつもりでいたい

今日は部屋で乱舞していた。
テクノミュージックに合わせて体中の関節を振るわせ心の赴くまま、無我夢中で静かに暴れた。むちゃくちゃな何のカテゴリーにも属さない乱舞。

そしてふと我に返って、スッと落ち着く。
また乱舞、の繰り返し。

明日は自分がドラムやってるバンド「我如古ファンクラブ」の初TV。夕方のローカル生放送にゲスト出演する。電波に乗ることはとても嬉しい、でもそんなときこそ、この乱舞するときの感覚が呼び起こされる。この場で(精神的に)爆発したいというある種の脅迫観念に苛まれる。でもそれは理性で押さえらる、だって、人間だから!

何が言いたいのかというと、例えば片側1車線の中央分離帯のない道路をバイクで走っていたとする(対向車線には猛スピードの車が途切れない)。そのとき、私がハンドルをたった一瞬右に5cm傾けるだけで、私の世界は終わる。

私が朝目覚めた瞬間から夜寝るまでの間(意識がある間)、その十分に起こりうる可能性をうまくかわしながら日々生きているのだが、たまにその可能性に異常なほど興味を持つ瞬間が訪れる。いま自分がこの行動を取ったら、恐ろしい出来事が待っている、その先をシュミレーションして実際に検証してみたくなる、いわば麻薬的な感覚だろうか。

最近はその突発的に起きる感覚と葛藤しながら、日常生活を生きている。

2013年5月10日金曜日

POP脳

最近動画を数本UPしていて思ったけど、自分の表情って自分が思っているより暗い。そもそも最初は自分で撮影してUPすることに緊張して、まともにしゃべれなかった。最近は少しなれてきたけど、それでもまだ自分が理想とする表情を画に出せていない。

ユーチューバーのみなさんを観ていて率直にすごいと思うのは、画の向こうの視聴者を意識してちゃんと伝えようとする「表情」ができている。生まれ変わったらジャニーズになって、ハニカんだだけでみんなにシアワセを提供できる爽やかさが欲しい。もしくはナオトインティライミみたいに春風のような愛を歌って、人々の心に癒しを届けたい。

ここ数日「POP脳」になりたいと思う日々が続いている。「POP脳」とは、自分の中での定義では、「自分が創作する(したい)ことが大衆の興味と一致して、自然と(無理なく)アウトプットされる脳」のこと。(ここで「POP」は「大衆に親しまれる」という意味合いとする。)
たとえば、すげーいい曲が浮かんだ!といって発表したら、その曲が5000万人くらいの共感を呼び、その人たちの青春の1ページに刻まれ、カラオケで歌われるたびに思い出の引き出し的役割を担うくらいになる。そういう創作ができたら単純に自分も含めてみんな幸せを共有できる(錯覚だとしても)瞬間が訪れる。

大衆と感動を共感する事だけが創作者の歓喜であるのかといわれたらそれはもちろん違うが、松野はそうなりたいと思っている。しかし松野の想像(創造)するコンテンツは、わかりにくい。POPとは「わかりやすさ」とも定義したい。わかりやすさに固執する現代日本の傾向はイヤだけど、自分自身がもう少しPOPさをインプットしなければ、多くの人に観てももらえない。アイドルやハリウッドに憧れる理由もそういうことなんだとおもう。キラキラした突き抜けたPOPを表現したいという理想と、混沌幻想悪魔的思想という現実との終わりなき葛藤は今日も続いている>>>

2013年5月6日月曜日

ニワトリの頭

よく鳥は3歩あるいたら忘れるというけど、あれは本当なのだろうか。
鳥ってそんなにアホなのだろうか。
鳥をよく見ると、目が恐い、小刻みに動く、飛べる、など色々な特徴がある事がわかる。

後輩が高校時代、生物の時間にニワトリの頭の解剖をしたと言っていた。
冷凍のニワトリの頭部を割って中を拝見したらしい。凍っているときは何かわからないが、解けてくるととてもグロテスクらしい。そんな経験を高校時代にできるなんてうらやましいと思った。

後輩曰く「ニワトリの頭の中を実際みましたけど、あれは、たぶんアホですねぇ」といっていたので、よっぽど小さい脳みそでも入っていたのであろうか。

ニワトリの話をするといつも思い出す映画がある。
生と死がテーマの映画「ジャンク」。

この映画で、ニワトリの頭を斧で落としても体はしばらく(何十秒か)動き回るあの映像はショッキングだった。
さらにフライドチキンが出来るまでの行程を映すシーンでは、ニワトリが一列に首元から吊るされてものすごい早さ(一秒間に数羽のペース)で首を切り落とされていくカットがある。その直後、アメリカの大柄な子供がチキンを美味しそうに頬張るカットがインサートされ、人間に対して皮肉たっぷりに描かれている。

もう一度観たいけど、もう二度と観たくない映画だ。 

2013年5月4日土曜日

25歳って四捨五入したらアラサーだし周りは結婚ラッシュだし

この前、バンド物販の制作中にジョージが、ひょこっと現れたギマリーに対して「おー最近どうね?元気?」みたいな言葉で話しかけてた。

その後ジョージと「おっさんくさい」について話した。

小学生くらいの頃、久しぶりに親戚のおっさんと会ったとき「おー学校は楽しいか?」とか「勉強がんばってるか?」とか言われた経験はないだろうか。
あれって、おっさんが子供に対して共通の話題がないことと、一番言って差し支えないことの両方の要素を持っていて、とっさに出てくる言葉が大体一緒なんだと思う。

だからジョージは自分自身でギマリーに言った言葉をいったん振り返って、「おっさんくさい」と思ったんだ。小学生の頃、なんでこのおっさんは会うたびに同じ事ばっかり聞くんだろうと思ってた自分が似たようなことを言い始めていると。

それを聞いてたしかに、と思った。
「おっさんくさい」って、酒の肴がさきイカだとか加齢臭がするとか見た目の事よりも、内面からじわじわ浸食されていってる気がする。

10代の頃は、しょうもないダジャレが頭の中に思い浮かんだとしても、こんなしょうもないこと言ったら恥ずかしいとか意味ないとか思っていわないんだけど、年を重ねるたびにしょうもないことをいうことのハードルが下がっていき、むしろ言いたくなってしまう傾向にある。

2013年5月3日金曜日

スタジオジブリレイアウト展

めちゃくちゃ行きたくてずっとタイミング見計らってて、やっと今日、スタジオジブリレイアウト展にいってきたよー!

9:15くらいに着いたらガラガラだったので、「やったー!」とチケットを買って入場したよ。柱にまっくろくろすけやジジがいて、入る前から雰囲気でてたよ。

中に入ると最初にナウシカの冒頭シーンのレイアウトが待っていた!
あの、恐ろしくも哀しいシーンでございます。
ナウシカをじっくりと観てたら、前を歩く女性が音声ガイドを聞きながら、とても楽しそうに閲覧していた。
「レイアウトの秘密がもっとわかる話。」
と題した音声ガイドが入り口で500円で貸し出していたのを思い出した私は、1分ほど悩んだ末、入り口まで引き返して、音声ガイドを借りに戻った。

これが正解だった。それぞれの作品の裏話や、撮影技法、アニメーション技法の補足説明などはとてもわかりやすかったし、出演者のトークが予想以上にポップで軽快、さらにBGMが作品を鮮明にフラッシュバックさせる。

柊瑠美、大人になったなーとおもった。
あとカリオストロの城のときの出演者2人のテンションのあがり方がものすごかった。
「これは宮崎監督の最高けっさk・・・うぉっほん!(咳)これ見てない人がもしいたら・・・」
「え!?これみてないひとなんているんですか!?もし観てない人がいたら、今すぐ帰って観てください」
的なくだりが面白かった。カリオストロへの愛がイヤホン越しにビシバシ伝わってきた。

BGやBOOKなどアニメーターの専門用語がたくさん登場する中で、通常のレイアウト用紙よりもひとまわり小さい用紙のことを「貧乏ビスタ」と呼んでいることに、一番ツボった。

結局すべて見終えるのに2時間かかった。
でもその時間は、とても2時間とは思えないほど早く感じた。

アニメーターたちの情熱と執念とその他諸々の思いが画から電磁波を発するが如く放たれ、それに終始打ちのめされていた。

こんな細かい仕事を決められた期間内で大勢で形にしていく作業を想像しただけでも鳥肌がたった。

彩色されていない、連続していない未完成の画がこんなにも力を持っている事に感動した。こんな不思議な気持ちになれる日は久しぶりだった。